2019年10月6日日曜日

【イベント報告】ウガンダ料理を囲んでの交流会 (2019年9月28日)

ECS株式会社の皆様とウガンダ料理を囲んでの交流会を開催しました。





GBNのメンバーであるアラファトくんが腕を振るってウガンダ料理を作りました。









とってもおいしかったです!




料理を手伝ってくれたJescaさん、また今回参加していただいた皆様、ありがとうございました!

ECS株式会社のHPでも紹介していただきました!ありがとうございます!
https://ecs.jp/news/detail.php?i=19




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2019年9月25日水曜日

【環境保全】「レモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」四半期報告(2019年4月~6月)

「レモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」@ウガンダは無事3年目に入りました☆ 
四半期報告(2019年4月~6月)のご報告です!


こちらをクリックしてください。
 ↓
第1回四半期報告書 2019年4月~6月



























ご覧いただきありがとうございます!


プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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2019年9月6日金曜日

事務局長に就任した横田です!

私が国際協力に興味を持ったのは、小学校の低学年でした。テレビでアフリカの子どもたちが飢餓や病気で亡くなっているというのを見て、同じ子どもとして衝撃を受けました。子どもなりに、苦しんでいる子どもたちを助けたいと思い、お年玉の一部をユニセフに寄付し始めました。ユニセフで将来働くには、国際関係学・国際政治の勉強が必要だ!とその当時は単純に思い、大学では法学部政治学科に進みました。そこで、〈生存と共生の政治社会学〉を統合的な研究テーマとする栗原彬先生と出会い、水俣病や沖縄等の事例から公権力と生存権の対立について学びました。そして国内外を問わず、『社会的な弱者』に寄り添う亊、社会の不条理に立ち向かうことが人生のミッションになりました。アメリカの大学院で国際政策学の修士号を取得、その大学院で代表の大西麻衣子さんと出会いました。

大学院の卒業式 2008年 (右:横田)

大学院を卒業後、アフリカ・モザンビークを支援する日本のNGOに所属し、2009年にモザンビーク事務所長として現地に赴任する事になりました。現地NGOと共に平和構築活動、教育支援、職場訓練、フェアトレード商品の開発、コミュニティ開発に従事しました。2012年からは、モザンビーク北部を拠点とする日本のベンチャー企業の社員として、農業、バイオ燃料、農村金融のプロジェクトに携わり、食・エネルギー・金融の地産地消を目指しました。

モザンビーク北部での農業プロジェクト。 農民から買取ったお米出展した時の様子。

アフリカ駐在の9年間はトラブルや困難と格闘する日々でした。現地スタッフとのポルトガル語のコミュニケーションに苦戦したり、1か月間停電したり、水が長期にわたり水道から出なくて毎日運搬したり、マラリアやデング熱にかかったり、大切な同僚が亡くなったり、悲しい事や苦しい事も山ほどありました。


それでもアフリカの人々の生命力や明るさ、助け合いの心、困難に立ち向かう力に救われ、励まされて乗り越える事が出来ました。アフリカに居ると、人間らしさ、生きている実感、サバイバル力という日本では忘れている人間本来の感覚が蘇ります。そんな大切な生きる力と知恵を思い出させてくれるアフリカに私は魅了されています。

モザンビーク南部のボンドイア村の子どもたち。

これまでのモザンビークにおけるプロジェクトの経験を活かし、GBNの事務局長としてウガンダをはじめとするアフリカの国々においてプロジェクトを展開し、人々が生活を向上する手助け、自立に寄り添っていきたいと思っています。そして、様々な活動を通じてアフリカの素晴らしさを広めていきたいと思っています。今後ともGBNへのご支援のほど、宜しくお願いいたします!


 横田 美穂



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2019年8月6日火曜日

【環境保全】新製品開発準備 ~石鹸とキャンドル~

皆さま、こんにちは!Global Bridge NetworkGBN)です。 

「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」について、昨年度の第2期における=最後の=活動報告です。(すでに第3期実施中)

液体石鹸の作り方の工程

さて、今回は20192月に実施した「活動3.9 新製品開発準備(石鹸とキャンドル)」について報告します。

活動内容:
レモングラスのエッセンシャルオイルを原材料として用いる製品の開発過程。エッセンシャルオイルを用いたキャンドルと液体石鹸の作成トレーニングをSORAKのスタッフを中心に受講した。


キャンドル製造で使用する材料


活動の成果:
Ø  SORAKスタッフはキャンドルと液体石鹸の製造方法を身につけ、次期プロジェクトに向けて商品生産を開始する準備ができた。
Ø  トレーニングの後、トレーニングを受講したSORAKスタッフにより学生を対象にキャンドルと石鹸の作り方をSORAKオフィスにて指導した。
Ø  参加者はレモングラスの利便性を再認識するとともに、レモングラスを使って重要かつ有用な製品を作ることができるということを理解した。
Ø   将来的に助成金に頼らずともSORAKの団体を運営し続けられる収入創出の活動をする準備ができた。


次の第3期プロジェクトでは、レモングラスエッセンシャルオイル
を用いた商品開発・販売に挑戦していきます!


活動詳しい内容はこちらをご覧ください。
プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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2019年7月28日日曜日

【環境保全】 レモングラスの栽培拡大における収穫・運搬

皆さま、こんにちは!Global Bridge NetworkGBN)です。 

「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」について、昨年度の第2期における8回目の活動報告です。 (すでに第3期実施中)



運搬したレモングラスの荷下ろし作業

さて、今回は20186月~20193月の計4回(雨季)にわたって実施した「活動3.8レモングラスの栽培拡大におけるレモングラスの収穫・運搬」について報告します。

活動の目的:
レモングラスのエッセンシャルオイル生産に用いるレモングラス原料が継続的に供給されるようにし、また農家が収穫したレモングラスをSORAKが買い取ることで、農家の生活資金を創出することを目的としている。また、土地をレモングラスが覆えば起伏のある台地で頻繁に起こる土壌侵食を防ぐことができるという点で、結果的に環境保全にも貢献することである。

活動の内容:
1.  収集の日程調整。
2.  収集用のトラックとドライバーの借上げ。
3.  農家に収穫日の合意と約束の取り付け。
4.  レモングラス収集に向けて村へ移動
5.  収穫したレモングラスをトラックへ積みSORAKの蒸留場まで運搬。
6.  倉庫内にレモングラスを広げ蒸留前の4-7日程乾燥。蒸留作業を実施。


草の乾燥のため麻袋を用いて草を広げている

運搬したレモングラスの山

蒸留の行程中、空になった蒸留窯を監視している

活動の成果:
Ø  農家に収入創出の機会を提供。
Ø  農家は収入を得るため積極的にレモングラスの栽培を行ったが、同時に土壌侵食を防ぐ事にも繋がった。また、土壌侵食対策として更に多くの農家が小規模なレモングラス栽培を始めた。
Ø  石鹸やキャンドル作り、及び販売用のエッセンシャルオイルを生産した。60日毎に12トンのレモングラスを収穫し、毎回8リットルのエッセンシャルオイルを生産することに成功


活動詳しい内容はこちらをご覧ください。




プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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2019年7月22日月曜日

【環境保全】ブリケット炭生産と廃棄物回収

皆さま、こんにちは!Global Bridge NetworkGBN)です。

「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」について、2018年度の第2期における7回目の活動報告です。

ブリケット炭


さて、今回は2019年1月~新たにスタートした事業「活動3.6 ブリケット炭生産事業の立ち上げ」、また「活動3.7 ブリケット炭生産のための固形廃棄物の回収」についてご報告します。

~この活動は使用済みレモングラスの有効活用にもなります!~

<概要>
エッセンシャルオイル抽出後に残るレモングラスの廃棄物を利用するため、ブリケット炭(生ごみ等の有機廃棄物から製造される炭)の生産を開始した。ブリケット炭は、従来の木炭や薪の代わりに調理用の燃料として使えるので、木炭のための森林伐採が減り、森林保護に繋がる。また、ブリケット炭の生産を行う事でSORAKが活動する地域の廃棄物(穀物)を管理する事も可能になる。

<活動3.6 ブリケット炭生産事業立ち上げ

1.      プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討を行った。
2.      首都カンパラからブリケット炭生産の機械をムベンデへ輸送・設営。
3.      建材の調達、日よけスペース(小屋)とブリケット炭の乾燥場の組み立て。
4.      生産機械の設営と、試験運用。
5.      ブリケット炭の販売とマーケティングについてのスタッフトレーニング。

<活動3.7 周辺地域の農家からトウモロコシのゴミなどの廃棄物を回収>
1.     20戸の農家にSORAKへ固形廃棄物を提供するよう承諾を得る。
2.     SORAKの廃棄物回収スタッフは、村から60トンの固形廃棄物を回収した。
3.     回収スタッフは、SORAKのブリケット炭生産場へ廃棄物を搬入した。

ブリケット炭生産の機械を輸送車に積み込む
乾燥場の建設地を準備
乾燥機の組み立て

ブリケット炭販売のトレーニングを実施

回収した廃棄物


有機廃棄物から炭をつくる

混合物から炭を取り出す


研修生がブリケット炭の生産機械について学んでいる

<成果>
Ø  ブリケット炭の生産・事業に関するトレーニングマニュアルを入手。
Ø  ブリケット炭の生産と、コミュニティや他消費者へ販売活動を行う機会を若者に提供。
Ø  捨てるか焼却していた穀物の廃棄物を買い取る事で、農家は収入を得られるようになった。
Ø  従来の木炭、薪の代わりにブリケット炭を使う家庭が増えれば、木々の伐採が減り、森林保護に繋がる。
Ø  十分な固形廃棄物を回収し、継続的にブリケット炭が生産できるように保管。



活動詳しい内容はこちらをご覧ください。



プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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