2018年11月4日日曜日

【女の子の教育環境改善】生理用布ナプキン啓発と普及に向けた地域での会合


株式会社ラッシュジャパン様のからの助成による、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」の2期目の報告の続きです!


生理用布ナプキンの利点を説明している。


13地域で会合を開き、布ナプキンに関する情報共有と、ナプキンの購入・使用を促しました。

活動の目的は、SORAKで作成した布ナプキンを普及させる事、また女子生徒の両親・保護者に対して、女子生徒が生理になって学校を欠席しなくてすむように、保護者として月経時の衛生管理をきちんと教える責任があることを自覚してもらうことです。

生理用布ナプキンの使い方を説明している様子

熱心に耳を傾ける地域の人々


会合の議題
      月経時の適切な衛生管理の概要 
      女子生徒へ衛生管理について教育を行う親の役割
      SORAKの布ナプキンの紹介
      布ナプキンを使う利点
      布ナプキンの使用方法
活動の成果
      参加者は月経時の衛生管理を徹底する事を約束し、また不衛生な生理用品を使う危険性/リスクについて学んだ。
      女子生徒の親は、娘に生理用品を与える親としての責任を認識し、生理中の子供たちをサポートする事を誓った参加者もいた。
      会合時に15枚のナプキンが売れた。また、積極的は参加者に布ナプキンを5枚ほど寄与した。
      各地域(13地域)に一人、布ナプキンの販売を担う人を選出し、布ナプキンが必要な顧客を見つけ、布ナプキンの品質の改善点についてSORAKへフィードバックする。
   
活動のレポートはこちら⇩をご覧ください。


  *このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。





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2018年10月15日月曜日

ウガンダ独立記念パーティに出席させて頂きました!

皆さま、こんにちは!Global Bridge Network(GBN)です!

10/9は、ウガンダの独立記念日!
1962年の独立以来、今年で56回目となります。
大変光栄なことに、駐日ウガンダ大使館が主催する独立記念日のパーティへGBNも招待いただきました!
ウガンダ国歌の演奏と合唱をしてくださった中学生の皆さん!

会場の様子。大勢の方々が出席されていました!

挨拶をする駐日ウガンダ大使


皆さまからのご支援あってこそウガンダで活動することができ、このような場に参加できたことを感謝するばかりです。

ちなみに、会場にはなつかしのウガンダの食べ物もありました。

ウガンダではおなじみのチャパティ。
日本語だと「焼きパン」と訳されるのですね…。

主食もありました!(トウモロコシの粉をお湯で練ったもの)
お隣のケニアではウガリ、ウガンダではポショの名前で親しまれています。
と思ったら、調理方法が若干異なるという噂も…!

引き続き、ウガンダと日本を繋ぐ架け橋になれるような活動を行っていきたいと、気持ちを新たにした次第です。
GBNをどうぞ宜しくお願い申し上げます。




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2018年10月1日月曜日

「よこはま夢ファンド」に登録されました!

こんにちは、Global Bridge Network(GBN)です!
今日は嬉しいご報告です!

この度GBNは、よこはま夢ファンドに登録されました!

「よこはま夢ファンド」は、たくさんの市民活動団体がもっと活発に活動ができるような環境をつくりたいとの市民の皆様の気持ちを生かせる新しい基金です。

皆様からの寄附金は基金に積み立てられ、あらかじめ登録されたNPO法人の公益的活動への助成など、横浜市内で活動する市民活動団体の支援のために活用されます。

特長は2つ!
1.この基金への寄附は、支援したい団体の活動分野や団体名を希望することができます。
2.基金へ寄附をすると、所得税や法人税について寄附金控除など税の優遇措置が受けられます。
(GBNは、認定NPO法人ではないので、直接のご寄附は寄附金控除の対象にはなりません。)

ご寄附の詳しい方法はこちらから。

引き続き、GBNをどうぞ宜しくお願い申し上げます。



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【女の子の教育環境改善】販売用の生理用布ナプキンの生産販売


株式会社ラッシュジャパン様のからの助成による、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」の2期目の報告の続きです!


SORAKの作業所にて生理用ナプキン生産

本日は、「生理用布ナプキン作成・サプライチェーンと地域への普及」活動として、SORAKの作業所での布ナプキン作成開始について報告します。

活動の目的は第1期プロジェクトで建設した作業所にて布ナプキン作成を開始し、地域の人々が購入できる価格帯で販売することで、売上を材料の購入等に充当し、活動を継続することです。また、生理用布ナプキンを低価格で提供することにより、より広範囲に布ナプキンが普及し、女子生徒が生理中でも通学できることを目的としています。

理用布ナプキンで使用するコットン(脱脂綿)

作業所にて布ナプキンの裁断

作業所にてボタン押し機でボタンの設置


ナプキンの梱包


SORAKが生産した ‘Happy Pad’(生理用布ナプキン)が完成しました! 

オリジナル商品:生理用布ナプキン「Happy Pad」



より多くの女の子たちが学校に通えるよう、引き続きプロジェクトを実施していきます。


活動のレポートはこちら⇩をご覧ください。


 *このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。




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2018年9月16日日曜日

【環境保全】 女性/青少年へのレモングラス栽培と環境保全トレーニング


皆さま、こんにちは!Global Bridge NetworkGBN)です。 

「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」について、今年度(2018) ‘初’の活動報告です。


環境保全としてのレモングラス栽培の重要性について説明するSORAK代表



本事業も無事に2年目に突入し、活動は順調に進んでいるものの、多くの場所で害虫の影響で栽培したレモングラスが枯れてしまうという被害があったとの報告がありました。


そうはいっても、プロジェクト自体は順調に進んでいます!


さて、今回は20185月に実施した「女性/青少年へのレモングラス栽培と環境保全トレーニング」について報告します。


行政区2か所で2回ずつ実施し、それぞれ男性43名・女性118名の計161名が参加しました。圧倒的に女性が多いです。

<トレーニングの内容>
  • レモングラス栽培は女性と青少年層の関わりが必要不可欠であること。
  • 環境保全関連の法律(規制)の強化の必要性。
  • 参加者が環境保全における自分たちの役割を自覚する必要性。
  • レモングラス栽培の重要性。


熱心に耳を傾ける参加者



今回のトレーニングでは下記の成果が上がりました。
  • 参加者にレモングラス栽培だけでなく、植林などの環境保護活動に取り組むように促した。
  • 行政区の指導者達に対し、環境悪化に繋がる行為を監視する役割を担わせた。
  • 参加者全員が、湿地帯への侵入や森林伐採など、環境に関する法を犯した者への厳しい処罰を下すことに同意した。


今回のトレーニングでは、それぞれの地域で引き起こされた環境破壊の問題について話し合い、環境に関する法規制について、参加者が再確認する機会になりました!



プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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2018年9月2日日曜日

【女の子の教育環境改善】生徒による「月経衛生クラブ」の設立

株式会社ラッシュジャパン様のからの助成による、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」の2期目の報告の続きです!

本日は、活動2-1「生徒による『月経衛生クラブ』を設立し、月経時の衛生管理について指導できるトレーナーの育成」(20183月)の報告です。


月経衛生クラブのメンバーにふさわしいと思う生徒の名前を挙げる生徒達

 『月経衛生クラブ』とは、月経時の衛生管理・性教育・ジェンダー啓発活動を生徒たち自身で行うクラブ活動のことで、Child-to-Child アプローチを用います。

注)Child-to-Child アプローチとは、子ども達が自ら身につけた知識や技術を、同様の環境にいる子ども達にも伝授していくことです。

学校教員の協力の下、クラブ活動として定着させることで、プロジェクト終了後も布ナプキンの作り方や月経時の衛生について伝授し続けることを目的としています。

今回は、各対象校3校にて、『月経衛生クラブ』のメンバーの選抜(女子8名、男子4名)を行いました。

クラブのメンバーの選抜は、第1期でトレーニングを受けた生徒を中心に、立候補や推薦を行いました。その結果、活動1-1生徒から生徒へ行う月経時の衛生管理トレーニングを受講した生徒のうち80%がクラブのメンバーとして選抜され、他の20%の生徒はトレーニングを受けていないが、コミュニケーション力、能力、積極性が優れており、選抜されました。

立候補、または推薦のため手を挙げる生徒達

クラブの役割と責任について説明するスタッフ

選抜されたメンバーのグループ写真



『月経衛生クラブ』の責任として、以下のような活動も含まれます。
  • 月経時の衛生管理の実施:月経に関わる問題に対する意識を高める活動や、他の生徒の相談にのるカウンセリング、そして布ナプキン作成の指導をする
  • ジェンダー、性教育、そして性と生殖に関わる健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス・ライツ)についての研修の実施
  • 自分たちが作った布ナプキンの販売先を地域の市場や学校内で探す。


活動のレポートはこちら⇩をご覧ください。

 *このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。




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2018年7月5日木曜日

【女の子の教育環境改善】生理用布ナプキン作成と月経時の衛生管理トレーニング

株式会社ラッシュジャパン様からの助成により、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」の2期目がいよいよ始まりました!

トレーニングを受けた生徒たち

本日は、活動1-1「生徒から生徒へ指導するための、生理用布ナプキンの作成・月経時の衛生管理トレーニング」(20183月)の報告です。

今期は、第1期で実施した活動を「定着」させること、そしてさらに広範囲に「生理用布ナプキン」を普及させることにより、多くの女子生徒が継続して学校に通えるよう尽力します。

今回、私たちはChild-to-Child アプローチ(子ども達が自ら身につけた知識や技術を、同様の環境にいる子ども達にも伝授していくこと)という手法を活用します。生徒自らが他の生徒に生理用布ナプキンの作り方を指導できるようにするためのトレーニングです。

本トレーニングには、第1期で布ナプキン作成トレーニングを受講した生徒を中心に、対象校3校から女子12名、男子6名、合計18名の生徒が参加しました。

トレーニングのテーマ
  • 再利用可能な生理用布ナプキンの作成
  • 月経に関する一般的な知識
  • 月経の周期サイクル
  • 月経の兆候・症状/特徴
  • 生理痛や他症状と、生理痛を改善する自然療法
  • 月経時の衛生管理



月経時の衛生管理について発表する男子生徒

布ナプキンを作成中(男子生徒もしっかり学んでいます!)

布ナプキンの使い方を説明する生徒たち


トレーニングの成果
  • 18名全員(女子12名、男子6名)が、ひとり2つずつ布ナプキンを作成することができた。
  • 生徒たちは月経にまつわる神話・症状や周期、またそれにどう対応すればいいのか、その概要について自信を持って(生理について言及するのはタブーという慣習がある)自由に説明することができるようになった。
  • 参加者は、使用済みナプキンの適切な破棄方法、洗い方と乾かし方、同じナプキンを12時間以上使用しないことなど、月経時の適切な衛生管理方法を説明することができるようになった。


本セッションを受講した生徒たちは、それぞれの学校にて他の生徒たちへトレーニングを実施します!

活動のレポートはこちら⇩をご覧ください。

 *このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。



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