2022年9月16日金曜日

【インターン】ウガンダ渡航記1日目!!_ウガンダ到着!(2022年8月6日)

86日】

10時間のロングフライトの後、ドバイで乗り継ぎをして、さらに5時間のフライトです
ウガンダ行きの飛行機のゲートに行くと、そこで待っている人たちはほぼ黒人の方で、日本人の私たちは一気にマイノリティに!渡航前からまいこさんに、現地ではどこにいても外国人(=黒人以外は全部「白人」=「ムズング」と呼ばれる)は目立つよと言われていたのですが、そのことを自分自身で初めて実感して、異国の地に足を踏み入れようとしているんだなと改めて思いました😂


約1日という長旅でしたが、何も問題なく無事にウガンダに到着できました。
空から見下ろす土の色が日本とは全然違う赤土色でびっくりしちゃいました~!


ウガンダの気候は日本よりも暑すぎず快適で、これから天気には困らなさそうです😊
空港で入国審査を受けたんですが、対応してくれた職員の方がまさかの電話中😂😂しかもお仕事の電話ではなく、明らかにプライベートな内容だったんです…(笑)電話しながらの対応なんて日本では考えられないですよね!あぁ海外に来たんだなあと思いました(笑)(笑)

空港を出るとまず驚いたのは、警察がごつい銃を持っていることです!日本の警察が持っている銃の5倍はありそうな銃を肩から掛けて警備しています。そして空港の駐車場を見渡すとあちらこちらに日本車が!空港まで私たちを迎えに来てくれたまいこさんの友人のネイサンに話を聞くと、ウガンダでは日本の中古車が一般的に使われているそうです。慣れない土地ですが、馴染みのある日本の車があるだけでなんだか親近感が湧きました🎶

空港のあるエンテベからカンパラには車で移動したのですが、車内から見る外の景色が日本とは全く違うもので刺激的でした。例えば、コンクリートじゃなくてレンガでできた、トタン屋根のお家だったり、建設途中の建物の足場が金属じゃなくてただの木の棒だったり、バイクに3人乗り・4人乗りしていたり、地面がコンクリートじゃなくて砂だったり…などなど目に映るすべてのことが新鮮で移動中はずーっと窓の外を眺めていました(笑)
カンパラに近づくにつれて交通量が多くなるんですが、現地の人は運転が荒くて無茶をする人が多い(きっと本人たちにとっては無茶でもなんでもない普通のことなんでしょうけど😂)ので、少しでもすき間があればバイクが突っ込んできてヒヤッとする場面が多くありました~車線も無いのによくこの交通量で運転できるなあと、現地の人の運転技術の高さに脱帽です(笑)


空港があるエンテベからカンパラまで移動して時間はもう夕方。まいこさんみほさんと合流して、「YAMASEN」という日本料理屋さんに向かいました。こちらのお店は日本人の方がオーナーをしていらっしゃるんです😊
写真を見ていただければわかるようにお店自体が三角屋根の凝ったつくりになっているし、店内も茶器が置いてあったり、和たんすが置いてあったりと日本を感じられるとっても素敵な内装なんです🥰あまりに居心地が良すぎて帰りたくなくなるほどに快適でした(笑)



メニューにはすしや天ぷらをはじめとした和食があったり、フライドチキンがあったりとお料理の種類も豊富でした!私たちはお寿司と天ぷら、とんかつを注文しました。ネイサンは和食初体験だったのですが、現地の人は魚を生で食べることはしないので、お寿司を恐る恐る食べていました😂生魚はやっぱりまだ抵抗があるみたいですが、とんかつは気に入ったみたいでまた食べたいと言ってくれました!!そして、天ぷらはピラニアの天ぷらにトライしてみました!食べる前は臭みが強いのかな?なんて思ってたんですが、一口食べてびっくり!ホロホロで臭みも無く、サクッとした衣が最高の一品でした🤤
ちなみにお寿司は、シンプルな生魚のお寿司だけでなく、鶏肉などお肉の創作寿司もあって、生魚に馴染みのない現地の人でもトライしやすいものもありました!

ウガンダ初日のご飯はとっても素敵なお店でおいしい創作和食を楽しめて大満足です💖



*GBNのFacebookページはこちら

2022年9月14日水曜日

【インターン】ウガンダ渡航記0日目!!_出発日(2022年8月5日)

こんにちは!ウガンダに行ってますます日焼けした山田です😂

当初の予定では現地で過ごしながらリアルタイムでその日あったことをお伝えするつもりだったのですが、慣れない環境ということもあり1日の予定を過ごすことに精一杯でブログを書く余裕がありませんでした😞
無事に帰国し、旅の疲れもすっかりとれて、万事回復しましたのでこれからどんどん現地での様子をこちらのブログで日記風につづらせていただきます!!

私たちの旅の様子を楽しんでいただければ幸いです😊
それではさっそく出発日の85日の日記からお楽しみください🎶




85日】

今日は待ちに待った出発の日です!!
空港に向かう途中からわくわくが止まりません✨いつか現地に行きたいとは思っていましたが、そのいつかがこんなに早く訪れるとは…人生っていつ何が起きるか本当にわかりませんね(笑)こんなチャンスに恵まれた私たちはとっても幸せ者です😊

今回の旅の目的は、大きく分けて2つあります。
まず1つ目は、GBNの活動内容を詳しく知ることです。今まで、日本からオンライン上で活動に関わることが何回かありましたが、オンライン上での関わりだけでは、具体的な部分まで理解することができませんでした。どんな環境で、どんな人たちが、どんな想いで活動に携わっているのか、実際に現場に行って知ることです。


2つ目は、都市スラムの小学校でのプロジェクトの新たな一歩を見届けることです。このプロジェクトはクラウドファンディングの目的であり(詳しくはこちらをご覧ください。)、私たち2人がインターンとして関わる重要なものです。

集めた支援金が適切に使われることを、私たちが責任をもって見届けます。
さらに、プロジェクトの対象校を視察して、実際の現場を自分たちの目で見たり、先生や生徒から今の課題や現状について詳しく話を聞いたりしたいと思っています。

コロナの影響もあるのか、空港は思ったより閑散としていて驚きました。
夜中の便なので搭乗前に夜ご飯を済ませようと思っていたのですが、お店の営業終了時間も早くて私たちに残された選択肢はパスタのみでした…ということで、日本最後の晩餐は和食ではなくイタリアンに!()

 

23時過ぎ、出発の時がやってきました!飛行機に乗り込みついに離陸です!!
自分たちだけで海外に行くことは始めてで、少し緊張もしていますが、10時間のロングフライト楽しんできます🎶





*GBNのFacebookページはこちら

2022年9月3日土曜日

【女の子の教育環境改善】2022年7月マンスリーレポート「コミュニティ会合の実施、月経衛生管理クラブの設立、学校衛生施設の視察」

 

St Mary’s Gwanika初等学校の月経衛生管理クラブ

<活動状況>

1.   保護者や地域住民を対象に、事業の紹介と安全な月経時の衛生管理や女子の教育の重要性についての啓発を目的としたコミュニティ会合の実施

2.   教員監督のもと、布ナプキンの作成、月経時の衛生管理に関する指導やトレーニング、学校施設の管理など、Child-to-child approach(生徒から生徒へ教える方法)を実施する月経衛生管理(MHM)クラブの設立(ムベンデ県・ワキソ県)

3.   女子の教育推進、布ナプキン利用者の増加を目的としたラジオスポットメッセージ(コマーシャル)の放送

4.   Happy-Padプロモーションセンターでのナプキン作成トレーニング(ワキソ県)

5.   ラジオトークショーの実施(ブタンバラ県)

6.   学校衛生施設の視察

 

1.   保護者や地域住民を対象に、事業の紹介と安全な月経時の衛生管理や女子の教育の重要性についての啓発を目的としたコミュニティ会合の実施

この活動では各対象校の地域住民の男女50名を対象に、3県で計30回の会合を開催、合計1,500名に対し啓発を行う予定である。既に6月に2回実施したために、今月は残りの28回、1,400名を対象として実施する。活動の主な目的は月経時の衛生管理、ジェンダー啓発、性教育に関する問題、更に女子生徒が学校に通うことの重要性において関係者が持つそれぞれの役割を認識させることであり、今回の会合でも母親、父親、地域の指導者、教員などの関係者にそれぞれの役割を再確認させることに焦点をあてた。以下は各県の詳しい活動内容である。

 

ムベンデ県

8地域にてコミュニティ会合を実施した。対象校の保護者会、学校運営委員会から目標の対象人数400名のうち、300名(女性146名、男性154名)の参加者を対象に啓発活動を行った。

·        Kaabowa初等学校 (76)

·        Kiyiita初等学校、St. Mary’s Gwanika初等学校(77)

·        Ikula初等学校、Dyangoma初等学校 (78)

·        Kasasa初等学校(711)

·        CAWODISA初等学校(712日)

·        Kasaana Church of Uganda初等学校(713日)

 

ワキソ県

10地域にてコミュニティ会合を実施した。対象校の保護者会、学校運営委員会から目標の対象名数500名のうち、454名(女性289名、男性165名)の参加者を対象に啓発活動を行った。

·        Ssayi Bright初等学校、Kitanda C/U初等学校(74日)

·        Ssanga C/U初等学校(75日)

·        Lwadda C/U 初等学校(76日)

·        Kitungwa C/U初等学校、Kirolo Umea初等学校、Kanyange初等学校(77日)

·        Buwambo C/U初等学校、Jinja Karoli初等学校、Maganjo Umea 初等学校(713日)

 

ブタンバラ県

10地域にて7月のコミュニティ会合には225名が参加、6月は180名が参加したため、合計で405名を対象に啓発活動を行った。

·        Lwamasaka初等学校、Butende初等学校(714日)

·        Kitagobwa初等学校Nkokoma初等学校、Ntolomwe初等学校、Bule初等学校 (716日)

·        Kiwala初等学校、Nawango初等学校、Kayenje初等学校、Butalunga初等学校(721日)

 

<ムベンデ県>



<ワキソ県>


<ブタンバラ県>


2.   教員監督のもと、布ナプキンの作成、月経時の衛生管理に関する指導やトレーニング、学校施設の管理など、Child-to-child approach(生徒から生徒へ教える方法)を実施する月経衛生管理(MHM)クラブの設立(ムベンデ県・ワキソ県)

ムベンデ県、ワキソ県の各校で合計20の月経衛生管理クラブを設立した(ブタンバラ県では先月に設立)。月経衛生管理クラブは女子10名、男子5名とし、そのうち女子1名が部長となり、男子1名が補佐として学校での月経衛生管理活動を動員する。ほとんどの学校はコミュニティ会合の中でクラブを結成したが、ムベンデ県のChrist the King初等学校、Katega初等学校はコミュニティ会合を前月に終えていたため、学校に協力を仰ぎクラブを結成した。教員の手助けのもと各県で300名(女子200名、男子100名)のクラブ員が選抜され、役割や責任に関する認識を促した後に以下の集合写真を撮影した。

 

<ムベンデ県>


  

<ワキソ県>


 

3.   女子の教育推進、布ナプキン利用者の増加を目的としたラジオスポットメッセージ(コマーシャル)の放送

月経時の衛生管理、女子生徒の教育、生理用布ナプキンに関するラジオスポットメッセージを以下のように放送した。

·         ムベンデ県:Luna FM 16回 )

·         ワキソ県: Voice Kiryagonja 12回)

·         ブタンバラ県:Voice of ButendVoice of Kikambwe(毎日繰り返しで1011回)

 

Ø  反響

·         適切な月経衛生管理に関するメッセージがラジオを通して地域住民に届いており、月経衛生管理の知識や情報を伝達する手段として機能している。

·         ラジオからのメッセージが月経衛生管理を女性だけの問題とするのではなく男性にも役割があることを再認識させる手助けとなっていることを特に女性の地域住民が証言している。

 

4.   Happy-Padプロモーションセンターでのナプキン作成トレーニング

7月は13歳~17歳の学生、合計で92名(男子33名、女子59名)に対しトレーニングを行った。トレーニングはHappy-Padプロモーションセンターで毎週月曜~土曜に実施しており、現在も継続中である。これまでに合計122枚のナプキンを作成した。ナプキン作成に関する普及活動も地域で実施しており、68名(男性27名、女性41名)の住民が参加した。

 

反響

·         周囲の男性や男の子たちの態度が、月経中の女子に対して無関心でいるのではなく、サポートしようとする方向に変わりつつある。

·         使い捨てナプキンと比較して、当センターで作成するナプキンは費用対効果が高い点から男子も女子も興味を示している。

·         スマートで柔らかく、快適な布ナプキンを作るために必要な材料に関して女性、男性の両方が理解するようになった。

 


 

5.   ラジオトークショーの実施(ブタンバラ県)

7月10日にラジオ「Voice of Butende」 、「Voice of Kikambwe」でトークショーを実施し、適切な月経衛生管理やそれぞれが持つ責任において地域に啓発を行った。

Ø  トークショーの主な内容

·        子どもの月経衛生管理の問題における保護者の責任について再認識させること。

·        間違った偏見のない自由な環境の中で女子が成長できるよう、宗教指導者や学校関係者の責任や関りを強化し環境改善に努めること。

 


 

6.   学校衛生施設の視察

ムベンデ県とワキソ県ではコミュニティ会合の際に視察を行った。施設の状態が維持されている学校や衛生状況が改善した学校もあった。ブタンバラ県ではBuleNkokomaKiwalaNtolomwe NawangoKayenjeKitagobwa7校を訪問し、事前に通知することなく視察を行ったが施設の状態は良く、衛生状況も維持されていた。また、設立した10校の月経衛生管理クラブのうち6校はきちんと機能していたが、2校は中程度、2校は活動を停止していた。評価ツールを取り入れている学校は10校中4校のみであり、うまく活用されていなかった。

 

<ムベンデ県>

 



<ワキソ>

効果的な影響と教訓



今後の課題とその取り組み






過去の報告書一覧はこちらです↓↓
「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業」事業報告書一覧


※本プロジェクトはJICAの草の根協力支援型として実施しています。


*GBNのFacebookページはこちら

2022年8月22日月曜日

【女の子の教育環境改善】2022年6月マンスリーレポート「教員トレーニング、啓発集会の実施及び月経衛生管理クラブの設立」

 

月経衛生クラブ(Butalunga初等学校)

<活動状況>

1.   教員を対象とした月経時の衛生管理、性教育、ジェンダー啓発のトレーニングの実施

2.   保護者や地域住民を対象に安全な月経時の衛生管理や女子の教育の重要性、また事業の紹介を目的とした啓発集会の実施

3.   教員監督のもと、布ナプキンの作成、月経時の衛生管理に関する指導やトレーニング、学校施設の管理など、Child-to-child approach(生徒から生徒へ教える方法)で実施する月経衛生管理クラブの設立 (ブタンバラ県)

4.   女子の教育推進、布ナプキン利用者の増加を目的としたラジオスポットメッセージ(コマーシャル)の放送

5.   Happy-Padプロモーションセンターでのナプキン作成トレーニング(ワキソ県)

 

1.   教員を対象とした月経時の衛生管理、性教育、ジェンダー啓発のトレーニング実施

教員の能力向上を目的に各県で研修を実施した。各対象校より男性教員1名、女性教員1名の2名、計60名に加え、各校の校長を含む合計90名を対象とし、教員が実施する生徒達のトレーニングにおいて重要なポイントを正確に伝えられるような知識やスキルを身に付けることを主な目的とした。


ブタンバラ県>

67全対象10校から教員22名を対象に研修を行った。

Kiwala初等学校、Lwamasaka初等学校、Kitagobwa初等学校の教員8名が不参加であったが、613日までに出席した他の教員からトレーニングを受けた。


ムベンデ県>

610全対象8校から教員15名、更に県教育長、教育センター長、チバリンガ準郡長が出席した。

610日は8校を対象に研修を行った。欠席したChrist the King 初等学校、Kasaana初等学校は後日コミュニティ啓発集会において研修内容を共有した。


ワキソ県>

615日:全対象10校から教員17名を対象に研修を行った。

10校が参加したが、学校が多忙ゆえに1名しか参加できなかった学校もあった。

 

教員トレーニングの活動写真

<ブタンバラ県>


<ムベンデ県>


<ワキソ県>


 

2.   保護者や地域住民を対象に安全な月経時の衛生管理や女子の教育の重要性、また事業の紹介を目的とした啓発集会の実施

ブタンバラ県とムベンデ県で住民を対象に啓発集会を開いた。ムベンデ県では2校のみ実施、残りの8校及びワキソ県に関しては7月に実施予定である。この活動では各対象校の地域に住む男女40人を対象に、3県で計30回の集会を開催、合計1,200人に対し啓発を行う予定である。集会の主な目的は月経時の衛生管理の問題やジェンダー啓発、性教育に関しての情報共有を行うことであり、活動を通して男女生徒、保護者、教員、地域の指導者たちそれぞれの役割を認識させることを目標としている。

<ブタンバラ県>

・613日 Kayenje初等学校、Ntolomwe初等学校、 Nawango 初等学校

・614日 Butende初等学校、Kiwala初等学校、Lwamasaka初等学校、Butalunga初等学校

・615日 Nkokoma初等学校、Kitagobwa 初等学校、Bule 初等学校

10地域にて啓発集会を実施した。対象校の保護者会、学校運営委員会から目標の対象人数400人のうち、今回は180人(女性106人、男性74人)の参加者を対象に啓発活動を行った。

目標人数到達に向け、以下の日程で追加の集会を予定している。

714日 Lwamasaka初等学校、Butende初等学校

716日 Kitagobwa初等学校、Nawango初等学校

721日 Kiwala初等学校、Nawango初等学校、Butalunga初等学校

 

<ムベンデ県>

616日 Katega初等学校

・624日 Christ the King初等学校

対象校2校の保護者会、学校運営委員会のメンバーを含む地域住民111人を対象に集会を実施した。

Katega初等学校では46人(女性34人、男性12人)Christ the King初等学校では65人(女性34人、男性31人)の参加があった。

今回実施できなかった8校は以下の日程で集会を予定している。

76日 Kabowa初等学校

77日 Kiyiita 初等学校、Gwanika初等学校

78日 Dyangoma初等学校

79日 Kasaana初等学校、CAWODISA初等学校

710日 Ikula初等学校、Kasasa初等学校

 

<ブタンバラ県>

<ムベンデ県>

 

3.   教員監督のもと、布ナプキンの作成、月経時の衛生管理に関する指導やトレーニング、学校施設の管理など、Child-to-child approach(生徒から生徒へ教える方法)で実施する月経衛生管理クラブの設立

この活動はブタンバラ県のみで先行しての実施となった。合計10校にて月経衛生クラブを設立し、各クラブに女子10名、男子5名の合計15名(合計150名)のメンバーを選出した。ムベンデ県とワキソ県では7月のコミュニティ啓発集会の中で月経衛生管理クラブの設立する予定である。


<ブタンバラ県>月経衛生クラブの活動写真


 

4.   女子の教育推進、布ナプキン利用者の増加を目的としたラジオスポットメッセージ(コマーシャル)の放送

月経時の衛生管理、女子生徒の教育、生理用布ナプキンに関するラジオスポットメッセージを以下のように放送した。

·         ムベンデ県:Luna FM 16回 )

·         ワキソ県: Voice Kiryagonja 12回)

·         ブタンバラ県:Voice of ButendVoice of Kikambwe(毎日繰り返しで1011回)

 

Ø  反響

·         ブタンバラ県のKatega初等学校での活動中、スポットメッセージを聴いた保護者が月経管理用品と女子生徒の教育の関係性において、より理解が深まったことを話してくれた。

·         ブタンバラ県チタゴブワの住民は繰り返しのスポットメッセージが住民それぞれの役割を再認識する手助けとなっているとの報告があった。

·         ブタンバラ県のブテンベ村のLittle Flowers初等学校、 Wamala Foundation 初等学校の2校はこのスポットメッセージを聴き、女子生徒に優しい学校環境づくりを推進する必要性を感じブタンバラチームに支援に関する問い合わせをしてきた。

 

5.   Happy-Padプロモーションセンターでのナプキン作成トレーニング(ワキソ県)

これまで94人の生徒にトレーニングを実施し、94枚のナプキンを作成した。このトレーニングは毎週月曜から土曜まで実施しており、現在も継続中である。他のコミュニティからも興味を持ってもらえており、ラジオトークショー内で問い合わせがあったり、センターに直接訪問を受けたりしている。

 

Ø  反響

·        使い捨てナプキンでなく布ナプキンを使用することの利点を学んだ生徒たちは、布ナプキンの使用に適応しつつある。

·        男子生徒はナプキン作成に意欲的である。月経時の衛生管理に関する問題について学んだところ、とても協力的になった。

 効果的な影響、教訓、今後の課題とその取り組み








過去の報告書一覧はこちらです↓↓
「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業」事業報告書一覧


※本プロジェクトはJICAの草の根協力支援型として実施しています。


*GBNのFacebookページはこちら