2017年10月1日日曜日

【女の子の教育環境改善】女の子たちの生理の衛生管理について、保護者とのセッションを行いました!!


こんにちは、Global Bridge Networkです!

色々なことがあり、報告が遅くなってしまいました。大変申し訳ございません!

413日、女子の生理について、保護者への啓発を行いました。

ウガンダのムベンデ県にあるルワウナ小学校の生徒17年生まで保護者(男性61名、女性39名)が参加してくれました。

生理の衛生管理の実施における自分たちの役割と責任について
熱心に耳を傾ける保護者たち

なぜ保護者を動員したかというと、
私たちのプロジェクト(生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業)の実施に当たり、保護者に理解してもらうこと、また保護者の協力は不可欠だからです。

ウガンダでは、娘に生理用ナプキンを提供することは、保護者の責任とは考えておらず、また生理の話をするのはタブーという風習があります。

さらには、生理中に「塩を食べてはいけない」や「男の子の側にいてはいけない」などの逸話を信じている傾向があります。

保護者の怠慢が女子に与える影響について語る小学校の教頭


そこで、今回のトレーニングは、以下の目的で実施しました。
  • 保護者に対し、実施中のプロジェクトの説明及び、支援・協力を要請する
  • 女子生徒の生理に関する衛生管理の実行にあたり、親の役割と責任について話し合う
  • 女子生徒が、学校や家で直面する生理に関する課題への対策を見つける。

今回のセッションでは以下のトピックについて話し合いました。
  • 月経に関する衛生課題と逸話
  • 月経時に衛生管理を怠ることに伴う感染などの危険性
  • 月経時の衛生管理の実施における保護者の役割と責任
  • 再利用可能な生理用布ナプキンの有効性


セッション終了後、保護者からは、次のような声が聞こえてきました!

父親:
「これからは自分の責任として生理用ナプキンを購入するようにする。」

母親:
「生理中の不適切な管理は危険でリスクを伴うことが分かった。これからはもっと衛生的な方法で娘の生理に対処できるようにサポートしていきたい。」



より詳しく知りたい方は、こちらのレポートをご覧ください!



*このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。





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