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2022年2月5日土曜日

【告知】オンラインイベント~SDGsよこはまCITY 冬~にて 「生理が原因で学校に行けなくなる女の子達のお話(ウガンダ)」オンラインセミナーを開催します。

2月20日(日)開催の~SDGsよこはまCITY 冬~にて、NPO法人Global Bridge Networkはセミナーを開催します。




現在、GBNは「ウガンダの生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業」を実施しています。代表の大西が2015年にウガンダの女子生徒を巡るこの問題に出会い、本格的に取り組むために法人を立ち上げました。昨今世界で、日本で注目されるようになった生理にまつわる問題にGBNが取り組むことになった経緯、生理を巡るウガンダの女子生徒の現状と教育機会の関係等についてお話しします。是非、ご参加ください!





◆日時:2月20日(日)1回目10:30-11:30、2回目15:30-16:30(Zoom開催)
(2回は同じ内容で実施いたします)

◆内容:セミナー・報告会


※お申し込みは、SDGsよこはまCITYのイベントサイトになります。登録すると全ての団体のイベントのZoomリンクへのアクセスができるようになります。

◆GBNウェブサイト:https://globalbridgenetwork.org/






*GBNのFacebookページはこちら

2020年9月23日水曜日

【スタッフから報告】コロナ禍におけるウガンダの現状

バイクタクシーのドライバー(マスク着用)

COVID-19、コロナ禍においては、今や先進国、途上国に関わらず世界中に悪影響を及ぼしています。ウガンダにおいては、6,468名の感染者が出ており、2,731名は回復しましたが、63名が死亡しました。(2020年9月22日現在)

詳しい情報はこちら:

上記の数だけ見るとウガンダの状況は、そこまでひどい数値ではありませんが、死に関わるウイルス感染者の数というのは世界中に警告を発しているといえます。コロナ禍の影響は既に、特に貧困、農村地域の読み書きできない女性や子どもなど立場の弱い人々に犠牲を強いています。

現在のウガンダのコロナ禍における状況は、とてもリスクが高いといえます。それは、他の国と比べてということではなく、もしウガンダで病気にかかり治療が必要な状況になっても、医療資源が不足しています。ウガンダは3月末にはロックダウンが施行され、大統領により、さらに21日間、また14日間と、ロックダウンは延期されました。実際のロックダウンの期間は2020年4月15日~5月5日まで続き、公共の場所ではマスクの着用を命じられ、この規制は7月以降に緩和されていきました。


ロックダウン中の首都カンパラ
(普段は人と車でごった返している)


閑散とした街並みの風景

閑散とした街並みの風景

コロナの予防策として、大統領は3月18日付で、公共で集まること、特に感染者の多い州への出入りは昨今まで禁止しており、また空港閉鎖も続いています。しかし、間もなく空港はオープンになるという噂ですです。学校はまだ閉鎖しており、生徒達は教育を受けられない、もしくはインターネットを通じたe-learningを行っています。しかし、ほとんどのウガンダの家庭ではインターネットにアクセスすることは非常に難しい状況です。(高額な料金やネット環境の悪さから)

2020年5月まで、商売のほとんどは閉鎖されていました。食品市場は続いていましたが、公共交通機関を使っていると疑われるため(外出すると警察に取り押さえられ、ムチで撃たれる)多くの売り子は家に帰ることもできずに、お店や売り場で寝泊まりしていました。工場、自動車修理、金物店、金属加工などの少数のビジネスについては5月5日に再開が許され、一方でヘアサロンや商店街は7月27日まで閉鎖されていました。今では少しずつ再開しています。


食料配布


手洗いの指導


マスクをする人々 

ウガンダの経済のほとんどは非公式レベルなので(公式経済部門と違って、課税されず、国民総生産(GNP)統計にも表れない)、ロックダウンの経済的影響の規模を図ることはできません。しかし、収入の減少や貧困はとても厳しい状況です。2020年7月からの調査結果によると、カンパラ(ウガンダの首都)における非公式ビジネスのほとんどは、ロックダウンの間は収益がなく、貯金を切り崩し、政府からの食料支給に頼るか、生き延びるために家族や友人からの助けを求めていました。

コロナ禍により、多くの出来事が起きています。いつこのコロナ禍が終息するか誰にも分かりませんが、いつかは必ず終わりが来ます。

私たちは、全ての状況が良くなるよう願ってやみません。


セキット アラファト
モビライザー
2020年9月23日



2020年6月29日月曜日

祝☆GBN設立4周年を迎えました!



皆様、こんにちは!

GBNも早4年目となりましたー!時が経つのはあっという間です。



よかったら年次報告をご覧ください♪    ☛ 年次報告書2019



アフリカ・ウガンダで実施している以下2つのプロジェクトは無事に3期目を終えることができました。

・生理で学校に行けなくなる女の子の教育環境改善事業女の子の環境改善

・レモングラス栽培を通した環境保全・教育事業環境保全と地域活性化


残念ながら、レモングラスプロジェクトは3年で完結となりました。

なかなか進まなかったレモングラスエッセンシャルオイルを用いた商品開発・・・

正直「現地は何やってんのよー」とハラハラしていました・・・

が、最後の最後に、良い意味で裏切られました!

なんと!!マラリア予防にもなるレモングラスエッセンシャルオイルの「蚊よけジェル」を開発しましたー!!

商品の説明をしているSORAKスタッフ

レモングラスエッセンシャルオイルの蚊よけジェル




さすがSORAK! 私たちのパートナー!! 


現地では大好評だったとのことで、これからビジネスとして進めていく予定です。

環境保全プロジェクトの3年間の総まとめのレポートは以下でご覧になれます。

環境保全事業_3年間総括報告書

また、アジア学院(栃木県)にて農村指導者研修プログラム2019年4月から9か月間)に参加したSORAKのマネージャーHadijahのレポートもぜひご覧ください!

Hadijahのアジア学院における研修レポート


さてさて、現在の状況をお伝えしますと、今年度は新型コロナの影響で、現時点では活動はストップ状態です。まさかこのような状況になるとは、今年初めは想像もできませんでしたね。



今年度はエッセンシャルオイルのソーシャルビジネスのスタートを予定していたのですが、今は保留状態です。



また、生理で学校に行けなくなる女の子の教育環境改善事業も、現時点では助成金がストップしています。



このような状況になりましたが、私たちはこれからどうしていくかを考える良い機会ととらえ、活動できる状況になったときに動けるように準備を進めています。



焦っても仕方がない、時期が来て出来る時が来たらまたやればいい・・・と思っています。



と言いつつ、一つだけ進めようとしている小さなプロジェクトがあります!

スラム地域の子ども達から「学校行きたい、勉強したい」と強い要望があった「貧困地域の子どもの教育支援」







今回は皆さまから頂いた寄付、それからイベント等の収益を活用させていただき。自己資金で実施いたします。

小さなプロジェクトですが、「トライアル」としてスタートし、ニーズに応じて拡大していけたらと思っています。具体的な内容はまた改めてお知らせします。


最後になりますが、皆さま、新型コロナの影響で大変な思いをしている方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも身の安全を第一に、無理はしないで頑張りましょう☆


この先にどんな未来がくるのか、色々と考えてしまいますが、なるようになるしかない。良いことばかりじゃないけど悪いことも永遠に続くわけはない・・・

なので、今を乗り越えた先、私たちに幸せな未来が来ることを祈っています☆



今後どうなるか先が見えない状況ではありますが、引き続きGBNをよろしくお願いいたします。


Global Bridge Network
大西 麻衣子

*GBNのFacebookページ* https://www.facebook.com/globalbridgenetwork/

*GBNのFacebookページ*



2020年1月15日水曜日

【フォーラム参加】よこはま国際フォーラム2020(2月16日(土)のみ)


2月15・16日にJICA横浜で開催される“横浜国際フォーラム”
の2日目16日の以下のセッションに参加させて頂きます。

【34】 楽しくウガンダを知ろう
~文化・ライフスタイル・日本との違い~
特定非営利活動法人 Global Bridge Network

◇時間:12:00-12:50
◇部屋:4F いちょう
◇定員:36名 
◇内容:ウガンダの人々の生活―食べ物、踊り、伝統衣装、観光地、アクティビティやライフスタイルについて、クイズを交えながら楽しく紹介します。また、ウガンダで実施しているGBNの活動紹介を通じて、ウガンダの課題やそれを解決するための取り組みについてもお伝えします。これまでウガンダを知らなかった方にも、ウガンダ人との直接の交流を通して、ウガンダの魅力について知っていただく貴重な機会になることと思います。当団体がプロジェクトで生産しているレモングラスオイルや、ウガンダの手工芸品も販売いたしますので、お気軽に遊びに来てください!
多くのNPOや国際協力団体が、活動紹介やワークショップを行いますので、是非ご参加ください。

イベントの詳細は、以下をご参照ください。




*GBNのFacebookページはこちら





2019年12月8日日曜日

—ウガンダのNGOを訪問— 清原 忠之さんより



201910月、ウガンダの現地NGOSORAK development agencyを訪れ、その活動を見学してきました。こちらは、その時の出来事や感想を記したものです。


元々、僕はバックパッカー的な旅を時々していて、平均すると数年に一度の割合で中長期の旅に出ています。


そういう旅をする時に、一番興味が持って見ているのが、「現地の人々の暮らし」です。

そこからは文化や価値観の違いや、それぞれの社会が抱える問題などを垣間見る事ができて、自分の視野を広げるのにとても役に立つからです。


ウガンダに向かう前、次はぜひアフリカ諸国の貧困や社会問題を自分の目で見て確かめてみたいと思っていたのですが、元々アフリカには全くツテがありませんでした。


そこで、「Global Bridge Network」にお願いして、ウガンダのNGOを2つ紹介をしてもらったうえで、現地にはいつものように一人で向かいました。

●ムベンデの街並み

まず、訪れたのがムベンデという田舎町の周辺で活動している「SORAK」というNGOです。


ムハマドという代表の人と会い、初日の午前中は、事務所とSORAKが建てた学校(幼小と孤児院も兼ねてる)や近所の家々を訪れたりしました。


午後は、近くの小さい村に行って、そこの婦人会(ウガンダの村には、婦人会のような女性たちのための集まりがあるらしい)でSORAKの代表が講義をするのを見学しました。


講義内容は、作物の効率的な栽培方法や、その売り方など生活に役立つ知識についてだそうです。


僕も発言する機会を与えられたので、「普段の生活で一番大変な事は何か?」という質問をしてみました。


多くの人が自分から手を挙げて積極的に発言してくれて、下記のような答えが返ってきました。


・貧困
・職不足
・男尊女卑
・家畜の病気
・干ばつ・不作
・病院までの距離・交通費
・病院が土日休み
・夫がHIVテストを受けない
・警察の汚職
・自分たちの知識・教育の不足


多くの人が思い描くアフリカが抱える問題とだいたい同じでしたが、「自分たちの知識・教育の不足」についても、認識してる人が多いのは、良い傾向だと感じました。


●婦人会の講義にて、自分の意見を発表する参加者

その一方で、衛生面を問題点として挙げる人はいませんでした。


SORAKが行ってる活動の一つに、衛生管理の意識向上があります。

例えば、以前は排泄の後、手洗いをする習慣を持たない人が多かったので、そこから病気が広がることがあったそうです。

そこで、今はSORAKのスタッフたちが小さな村々の各家庭を訪れて、トイレの脇に簡易手洗い装置を作ってまわっています。


木の枝、小さなプラスティックボトル、ヒモがあれば5分で作れて、なかなか便利なものです。


あと、各家庭の庭にはポットン便所があるんですが、使わない時に、穴にフタをしておかないと、穴の中の排泄物にたかっていたハエが飛び出してきて、食べ物にとまることがあります。


そうすると、そこから病気が広がることがあるので、トイレのフタも一緒に作ってあげます。

これも材料はプラスティックの破片と木の枝とクギだけなので、無料同然で作れます。


SORAKが設置した簡易手洗い装置を使用する村人


2日目と3日目は、僕もこの簡易手洗い装置とトイレのフタを作るってまわる活動に、SORAKのスタッフやボランティアたちと一緒に参加しました。


4日目は、ウガンダの独立記念日(10月9日)で祝日だったので、仕事はなくて、SORAKの学校でパーティーがありました。


このパーティーは学芸会と卒業式を兼ねた感じのもので、基本的に子供たちが歌ったり踊ったり、ミュージカルを演じたりして1日を過ごします。


ウガンダの子供たちは屈託がなくて、特に子供好きというわけではない僕でも可愛いと感じます。
一見、イジメなどもなさそうです。
皮肉なことに、多分、イジメは経済発展してる国の方が多いんじゃないでしょうか。


結局、「SORAK」の人たちと一緒に4日間を過ごし、すごくいい経験をしました。


ご飯も何回か無料で食べさせてもらいましたし、毎日、泊まっていた安ホテルまで車で送迎してくれるなど、いろいろ親切にしてもらいました。


SORAKが建てた学校の生徒たち
その数日後、「Global Bridge Network」で紹介してもらったもう一つのNGOも訪れました。

その NGOは「HOPE FOR THE FUTURE」と言い、エンテベという町にあるスラムの人たちを支援しています。


代表の人が、実際にそのスラムまで連れて行ってくれて、いろいろ説明をしてくれたうえ、住人たちの家の中も見ることができました。


こちらの方が、SORAKが支援してる農村の人達よりもさらに貧しそうで、ウガンダの多くの家はレンガでできてるんですが、ここの人達の家は土と木でできてます。

そのうえ、崩れかけてる家も多く、トイレも各家庭にはなくて、集落の共同トイレを使わないといけません。


さらに、学校はあっても子供を学校に通わせるためのお金がなくて、子供達の多くが学校に行くこともできていないそうです。

栄養失調による腹部膨張が見られる子供も多かったです。


貧しさの原因は、シングルマザーが多いこと、仕事がほとんどないこと、田舎の村と違って作物を作る畑すらないことなどによるようです。


HOPE FOR THE FUTUREでは、まだ資金が足りないようで、支援も足りないみたいです。



●スラムの子どもたち



●住民の家の中の様子

ちなみに、ウガンダにはウガンダ人の運営する現地NGOが結構あるようです。

国全体が経済的には貧しいのに、寄付をする余裕があるウガンダ人がそんなにいるのか疑問に思ったのですが、寄付のほとんどは海外のNGOや個人から来ているみたいです。


欧米には寄付をする文化が、日本よりもあるので、多くはそういうところから来てるんじゃないでしょうか。


いろいろな問題がある中でも、特に子供の教育には、支援が必要だと感じます。


子供たちが教育を受けれないと、次の世代も貧しいままになってしまって、負の連鎖から抜け出せなくなってしまいます。

教育への支援は自立への支援となります。


また、子供は生まれてくる国も自分の親を選べないので、自己責任論が強い日本でも、とりわけ教育への支援なら賛同できる人が多いのではないかと思いますが、どうでしょうか?


ウガンダに限らず、世界の諸問題について、日本にいて単にニュースから見聞きするだけでは、実情も詳しくわからなければ、実感もわかず、支援したい気持ちにもなりにくいですが、現地を実際に訪れてみると、実情も見え、実感も湧いてきます。


そこで、まずは多くの人が現地を実際に訪れて、事実を自分の目で確かめてみてほしいと僕は思っています。


●スラムにほど近いビクトリア湖畔

ウガンダの人々は、穏やかでフレンドリーな人が多いので、滞在しやすいし、治安も日本で思われているほど悪くはありません。


遠い国なので航空券は安くはないですが、現地の物価は安いので、滞在費はそれ程かかりませんでした。
水洗トイレ・水シャワー付きの個室で、一泊900円くらいの安宿に、僕は泊まっていました。
また、サファリツアーなどの観光スポットも多少あります。


結局、ウガンダには全部で2週間ほど滞在して、NGOを訪れた時以外は一人で国内を観光してまわったのですが、単なる旅行先としても楽しいところでした。


ぜひ多くの人に一度ウガンダに行ってみてほしいと願っています。



以上





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2019年10月6日日曜日

【イベント出展】よこはま国際フェスタ(10月12日(土)のみ)


この度、横浜・みなとみらいで開催される
“よこはま国際フェスタ”に参加すること
になりました。今年が初参加です!
このイベントは10月12日(土)、13日(日)、
14日(月)の3日間開催されますが、私たちは、
10月12日(土)のみに参加します。
イベントでは、ウガンダで厳選したおしゃれで
かわいい雑貨やアクセサリーをはじめ、環境プロ
ジェクトの一環として現地で生産しているレモン
グラスのエッセンシャルオイル等を販売します。
現在、ウガンダのアイテムが手に入るのはこうし
たイベントのみなので、大変貴重な機会です!
是非、遊びにいらしてください!

◆私たちの団体紹介はこちら↓
http://yokohama-c-festa.org/2019festa30/
◆私たちのブース番号
ブース:一般A2
◆会場図(左上の赤いAゾーンに出展します!)
http://i2.wp.com/…/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF2018…
その他、イベント詳細はこちら。
http://yokohama-c-festa.org/






ご来場、お待ちしております!