2019年2月10日日曜日

【女の子の教育環境改善】インパクトアセスメント報告書

今回は、株式会社ラッシュジャパン様のからの助成による「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」2期目のインパクトアセスメント報告書を掲載しました。

インパクトアセスメント調査は、ルワウナ初等学校の21名、チバリンガ郡の聖ジョセフ・チバリンガ 初等学校15名、プレシャス・チャイルド・ラーニング・センター12名と、対象校より計48名の生徒(男子生徒12名、女子生徒36名)を対象に行いました。

ルワウナ初等学校のクラブメンバーがトレーニングを行う様子

なお、SORAK作成の「布ナプキン啓発と普及」に向けた地域での会合の参加者8名(女性6名、男性2名)、学校の責任者2名(ルワウナ初等学校、プレシャス・チャイルド・ラーニング・センター)、女性教員3名、男性教員3名も調査の対象としました。

この調査は、ナビンゴラ郡のルワウナ初等学校、チバリンガ郡の聖ジョセフ・チバリンガ 初等学校、プレシャス・チャイルド・ラーニング・センターの3校において 2018年11月20日~11月27日に実施しました。
プレシャス・チャイルド・ラーニング・センターで
布ナプキンを生産している様子

この調査を通じて、各関係者は以下のように月経時の衛生管理に対する態度が変化したことが分かりました。
報告書の一部をご紹介します。

· 男子生徒は協力的になり、その結果、生理に対する偏見が減り、男子生徒はクラブの活動に加わるまでになった。
· 教員は、女子生徒の月経に対する対処の改善を促すようになった。以前は月経に関する情報を生徒に教えることはなかったが、SORAKのプロジェクト実施後には、月経に関する問題を公然と教えるようになった。
· 保護者は、SORAKから月経についての知識をSORAKから得たことで、娘に説明することをためらわなくなった。何名かの保護者は、追加のトレーニングを望んでいる。

生徒たちが作成した布ナプキンを見せているところ

本プロジェクトへの資金提供と活動を通じて、SORAKは思春期の女子学生の月経時の衛生管理の改善を行い、その結果、女子学生の退学を減らすことが出来ました。
SORAKは、プロジェクト対象校と地域、学生、教員、保護者に対して、大きなインパクトを与えることが出来ました。


こちら⇩のレポートに詳しい内容があります!ぜひご覧ください!!!
インパクトアセスメント報告書


*このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。




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