2022年6月11日土曜日

【インターン】2022年4月からGBNにインターン生が加わりました!!

 

こんにちは!

この度、Global Bridge Networkでインターンをさせていただくことになりました。
牧と山田と申します。

このブログでは私たちの活動の記録、日々のつぶやきなどなど…をつづっていければと思っております。今回は記念すべき一回目ということで、私たちの自己紹介をさせていただきます!!

最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

 

【牧 弥佑(まきみゆう)



改めてみなさんこんにちは~🌞牧弥佑です!GBNでの活動を通して国際協力やNPO団体としての活動についてたくさん学び吸収していく気満々ですので、応援していただけたら嬉しいです🐈💖


〇所属

    -同志社大学 社会学部教育文化学科

    -軽音サークル Vocal担当

    UNICAMP 広報幹部


Keywords

#猫 #バンド #カラオケ #コスメ #野球観戦 #洋服 #少年漫画 #レモンティー    #読書 #動物園 #水族館 #旅行 #御朱印 #日焼け対策 #お掃除苦手


〇海外経験

              -ブルネイダルサラーム(2週間ホームステイ・中学3年生)

              -台湾(1週間強研修・高校1年生)

              -グアム/オーストラリア/香港(旅行)


座右の銘

     “夢を見るから、人生は輝く” by Mozart

    いつも私を一歩前進させてくれる大好きな言葉です😺夢を見ていなければだめというわけではないと思いますが、ワクワクする夢に向かって頑張っている時が一番輝いていられている気がします…!!


【山田 莉央(やまだりお)



みなさんはじめまして!山田莉央と申します!

知識も経験も乏しいひよっこですが、とにかくチャレンジして色んなことを吸収していきたいと思っております!よろしくお願いいたします

〇所属

    -立命館大学 産業社会学部現代社会学科現代社会専攻

    Very50 MAP1期生(大学生メンター)

 

Keywords

#ピカピカの1回生 #一人暮らし奮闘中

#睡眠大好き #わんこも大好き #No Ra-men No Life

#勉強苦手 #早起きも苦手 #ポンコツ

#社会活動3年目 #布ナプキンプロジェクト #ジェンダー #教育格差


〇海外経験

    -台湾(1週間強研修・高校1年生)

    -シンガポール/上海(旅行)  


〇座右の銘

     “あきめないでどんな時も 君なら出来るんだどんな事も”

                              – サンボマスター『できっこないをやらなくちゃ』

できるだけ常に前向きでいようと思っていますが、人間なので時にはネガティブになってしまうこともあります。落ち込んでしまったときはいつもこの曲を聞いて自分を奮い立たせています!



以上2人の自己紹介でした!私たち2人のこと少しでも知っていただけたら幸いです😊

今後は私たちの高校時代、グローバルブリッジネットワークとの出会い、などなど随時ブログ更新していきますので、ぜひぜひ覗きに来てください💖

最後まで読んでいただきありがとうございました!





*GBNのFacebookページはこちら 


2022年6月3日金曜日

【女の子の教育環境改善】2022年4月マンスリーレポート「ブックレットの仕上げ、Happy-Padプロモーションセンター改修の仕上げ作業」


プロモーションセンター内部の様子

<活動状況>

1.   月経時の衛生管理、性教育、ジェンダー問題についてのブックレット(冊子)の仕上げ

2.   教員用の月経時の衛生管理トレーニングマニュアルの作成(下書き)

3.   ラジオコマーシャルの翻訳(ルガンダ語から英語へ)

4.   Happy-Padプロモーションセンター改修の仕上げ作業

5.   学校の衛生施設の修繕の進捗管理

 

1.   月経時の衛生管理、性教育、ジェンダー問題についてのブックレット(冊子)の仕上げ

保健省の主な関係者やGlobal Bridge Netwoek(GBN)、様々な専門家との協議を経て、ブックレットの仕上げに向けた編集作業を行った。専門家から出た意見を反映させた後、5月の配布に向けて印刷を開始した。

ブックレットの表紙と目次


 

2.   教員用の月経時の衛生管理トレーニングマニュアルの作成(下書き)

教員用のトレーニングマニュアル作成にあたって関連資料を特定し、まとめる作業を行った。マニュアルはまもなく完成予定である。プロジェクトチームは教員をトレーニングする際にこれを使用し、また教員もこのマニュアルに従って学校で月経時の衛生管理についての指導を行う。

 

3.   ラジオコマーシャルの翻訳(ルガンダ語から英語へ)

スポットメッセージ(コマーシャル)は事業地域の言語であるルガンダ語のみで放送されていたが、ルガンダ語を話さないリスナーたちにもメッセージが伝わるように英語に翻訳した。


<スポットメッセージ(コマーシャル)>

ウガンダの皆さん、月経時の衛生管理の問題が原因で女子生徒が平均して毎月4日間学校を欠席しているという事実をご存じですか。再利用可能な生理用ナプキンを用いることで、家庭でも学校でも生理期間中を快適に過ごせる環境を整え、優先的に女子の教育改善に取り組んでいくことを奨励しています。SORAKは学校に対し支援を提供しています。女子生徒がナプキンを交換し、洗浄できる場である更衣室や洗面所はどの学校にも確実に設置していくべきであることを学校責任者の方々に提案します。 以上、SORAK並びにGlobal Bridge Network-Japanからのメッセージでした。

 

4.   Happy-Padプロモーションセンター改修の仕上げ作業

Katalemwa secondary Schoolの敷地内に位置するHappy-Padプロモーションセンターは内装に必要な工事が完了し、利用開始の準備が整ったため一般に向けてオープンした。外壁の塗装及び看板の設置は5月を予定している。

技術担当のMs. Restetuta Nabirye が運営の責任者かつ全体的な管理者となる。彼女はトレーニングの指揮を執り、布ナプキン生産に向けて裁縫チームを管理、ナプキン販売のマーケティングも行う。また、必要な人材の確保及び研修が確実に行えるよう、ワキソ県のコミュニティと連携を図る役割も担う。

需要に合わせてテーラーを増員予定ではあるが、まずは1人のみを配置している。プロモーションセンターは月曜~金曜、午前8:30から午後17:00まで、様々なニーズを満たすように組まれたプログラムに沿って終日運営する。

以下はプロモーションセンターの宣伝方法である。

1-   生徒を通し、保護者や訓練生となりうる方たちとコミュニケーションを図る

2-   生徒や地域の人々へ向けリーフレットの配布(現在9000部印刷を進めており、継続して配布していく予定である。)

3-   メガホンラジオでの定期的な告知

4-   ラジオでの定期的な告知

5-   教会や学校を訪問し、プロモーションセンターの情報を提供する


プロモーションセンターの外観
別の角度から見た塗装前のプロモーションセンター

プロモーションセンターにてナプキン作りをしている


5. 学校の衛生施設の修繕の進捗管理

対象地域3県全てのプログラムチームは対象校全校を訪問し、また電話によって、施設の修繕工事の進捗状況を確認した。以下の学校を除いてほとんどの学校が修繕工事を終えていた。

 ムベンデ県: 9校が工事を完了していた。Christ King小学校では資金が更に必要なため、59日に学校が開始した後、保護者から寄付を募り工事を継続予定である。

 ブタンバラ県: 8校が工事を終えていた。Nkokoma小学校は洗面所と更衣室の建設がまだ途中であり、Kayenje小学校は洗面所にドアを取り付けたが、雨水浸透ますの工事が完了していない。

 ワキソ県: 7校が工事を終えていた。Ssanga小学校は59日の新学期開始後に資金を集める予定である。Jinja Karoli小学校は学校運営委員との協議の後、59日 以降に施設の修繕工事を開始する。これは資金を衛生施設に使う代わりに追加のミシン購入に充てるという提案が却下されたためである。また、これまでの活動に応じてこなかったKigoogwa小学校の代わりに、別の1校が新たに5月から追加となる。

 

<事業による効果的な影響およびもたらした変化>

プロジェクトチームはブックレットを作成する過程で月経時の衛生管理やジェンダー問題、性教育に関する様々な文献に目を通し、知識量が増えた。これは今後活動予定である教員のトレーニングや地域の人々に啓発を行っていく上で非常に役立つと考えられる。

 

<直面した問題>

Happy-Padプロモーションセンターの工事は、床張りや石膏塗装に加え、窓やドアの取り付けが必要であったために多くの時間と費用が必要となり、開設が予定よりも遅れてしまった。

 

<教訓>

Ø  ほとんどの対象校がトイレ、洗面所、更衣室などの施設においてすばらしい改善をしたことから、成果が出ていることがわかる。

Ø  施設の工事完了に必要な追加資金を各校で調達できたことからも、学校関係者たちはなすべきことを提示し誘導すれば応じてくれる。ブタンバラ県のButalunga小学校のように洗面所にタイルを敷くために更なる努力をした学校や、ワキソ県のLwadda CU小学校のようにトイレの状態を改善するために鉄板を購入した学校もあった。


 

<関係者のコメント>


「私はこの事業を気に入りました。貧しい女の子たちが必要としているナプキンの課題に取り組んでいて素晴らしいと思います。使い捨てナプキンを含む全ての商品価格が高騰しているため、ナプキン購入代を貯蓄に回せることは親にとっても喜ばしいことだと考えます。」

プロモーションセンターのITスタッフ Ms. Restetuta Nabirye 





過去の報告書一覧はこちらです↓↓
「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業」事業報告書一覧


※本プロジェクトはJICAの草の根協力支援型として実施しています。



*GBNのFacebookページはこちら 

2022年5月29日日曜日

【環境教育と廃棄物の収集・リサイクルを通した環境美化事業】2022年3月~4月活動報告書

 

地域住民が発案した条例案の改善及び補足のため準群の専門チームが議論を進めている。

<各活動の進捗状況>

活動1.1情報やメッセージを地区全体に届けられるコミュニティラジオのシステムの導入

コミュニティラジオ放送局の設置に際して個人や組織は国から許可を得る必要があるが、SORAKは許可を申請し無事ラジオ運営の許可が下りた。ラジオは広範囲に情報を届けることができるうえ、メガホンよりも音質が良く、優れているといえる。325日にはラジオ電波塔を設置、その他運営に必要な機材や設備も随時調達していき、5月末までにはラジオ放送の準備が整う予定である。それまでの期間は、これまで同様既存のコミュニティラジオvoice of Lusaliraのメガホンを利用しゴミ分別の啓発を行っていく。

ラジオ放送局となる場所に設置した電波塔

ラジオ放送局となる家屋の復旧作業

FMラジオを設置予定の防音対策を施した家屋は、ラジオ設置に最適な立地であるチバリンガ準群に位置している。現時点ではまだ復旧作業中だが、5月末にはラジオ放送を開始する予定である。 

内部の補修作業                     内壁の塗装後 

外壁の補修作業                     外壁の塗装後

 

活動 1.2 住民に向けての環境教育トークショー(30分間/日)

ルサリラ地区にある既存のメガホンを使ったトークショーを計3回(2022年3月9日、4月2日、12日)実施した。SORAK代表、プロジェクトマネージャー、プロジェクトオフィサー、監視・評価オフィサーが出席し、地区内の適切なゴミ収集について啓発を行った。具体的には分解可能な生ごみなどの有機廃棄物、汚水などの液体廃棄物、割れた瓶などの有害廃棄物、分解しない紙おむつなどの固形廃棄物などゴミに種類があることを住民に認識させ、ゴミの分別方法及びリサイクルについての話をした。

ラジオのトークショーの中でプロジェクトスタッフが適切なゴミの処理方法において啓発をしている。


活動 1.3 環境教育及び啓発活動を宣伝するラジオコマーシャルの放送(15回)

428日に予定していた地域のボランティア清掃活動及び集会への参加を呼び掛けるラジオコマーシャルを425日~28日の期間、voice of Lusaliraのメガホンを通して15回放送した。環境保全グループのメンバーもそれぞれ個々に集会への出席を呼び掛けてくれ、そのような形でも活動に協力してくれた。


<ラジオコマーシャル>

  ウガンダの皆さん、ゴミの廃棄をきちんとしないことは、各家庭においても地域においても悪影響であることをご存じでしょうか。不適切なゴミの廃棄はコレラや下痢などの深刻な病気の原因となり私たちの生活に害を与えます。ゴミの焼却もまた、どのような方法であっても環境破壊につながります。

SORAKは地域の自主的な清掃活動を支援し、そしてルサリラ地区の住民の皆様に活動への参加を呼びかけます。ゴミの適切な処理に関する条例の制定において議論する会議も行います。

環境を清潔に保つための本活動は4月28日に予定していますので、皆様のご参加をお待ちしております。 以上、Global Bridge Network-Japan並びにSORAKからのメッセージでした。




活動 2.1 ゴミの分別と安全な処理を目的に、ごみ箱2個ずつ5か所への設置

各所に設置予定のゴミ箱を発注した。

 

活動 3.1 廃棄物の投棄や分別を監視する地域の環境保全グループ

ゴミの適切な処理法に関するラジオトークショーの効果を見極めるため、SORAKチームはチバリンガ準群長及び地域の指導者たちと協力し地域の監視に取り組んだ。結果として大きな効果があったことが判明した。ゴミ箱の設置前であるにもかかわらず、環境保全グループの協力のもと住民が自らゴミを袋にまとめ、それをトラックで収集場まで運んでいた。

住民たちはゴミをどこにでも廃棄する習慣を改め、収集したゴミを袋に詰め収集車が来る場所一ヵ所に廃棄するようになった。

活動3.2 廃棄物の投棄を規制する条例の制定とその強化

425日、地域の住民及び指導者たちと条例制定に関する議論を行う集会の日程を調整するため、SORAK代表とプロジェクトオフィサーは準群長を訪問し、計画会議を実施した。そこで準群長は集会を428日に行うことを提案した。

 

準群長、SORAK代表、準群議長が計画会議を行っている様子

428日、SORAKチームは地域住民、準群長、専門委員とともに適切なゴミの管理を目指す条例の考案及びその議論を行う集会を実施した。まずは地域住民からに意見を聞く会議を実施し、その後住民から出た提案をもとに議論した。議論の後に考案された条例は正式な制定に向けて55日に議会へ提出予定である。詳細は以下の付録にあるとおりである。


準群長とSORAKスタッフ、地域住民が集会でゴミの適切な管理方法に関する条例の考案に向けて議論を交わしている様子

 

<今後の計画>

·         ゴミの分別及びゴミの安全な廃棄を促進し支援するため、調達したゴミ箱を各所に設置する。

·         環境教育と啓発活動を宣伝するラジオコマーシャルを15回、プロジェクト期間中放送する。

·         ゴミの適切な管理方法に関する条例の最終制定は55日に予定されている。

 

<事業による効果的な影響およびもたらした変化>

·         ラジオトークショーのリスナーの多くはゴミに様々な種類があること、分別やリサイクルに関して無知であったことを認識し感銘を受けていた。このことはラジオを聴いていたリスナーが、ゴミに関する有益な情報に対しプロジェクトチームに感謝を示す電話をかけてきたことで判明した。

·         チバリンガ準群の地域住民はラジオの新設場所としてチバリンガ準群が選ばれたことに感謝していた。

·         地域住民は条例の検討会議に参加できたことを非常に喜んでいた。

·         準群長をはじめとする専門委員会や地域の指導者たちもこのような重要な事業が当地域で実施されることに対しGBNSORAKに感謝した。

·         この事業がチバリンガ準群の他の地域にも拡大することを望んでいる指導者たちもいた。

·         住民たちはゴミをどこにでも廃棄する習慣を改め、収集したゴミを袋に詰め収集車が来る場所一ヵ所に廃棄するようになった。

 

<直面した問題 >

·        各家庭へのゴミ箱の配布など、地域住民は過大な期待を寄せていたこと。

·        コミュニティラジオ運営の必要条件に関するフィードバックを受けるのに遅れが生じたこと。

·        会合の開催が遅れ、結果として事業の進捗に遅れが生じていること。まもなく開催予定の会合内で規制を設け、条例の制定ができることに期待している。

·        設置用ゴミ箱の費用を現金で受け取り、購入などの仕事を自分たちで引き受けたいという指導者たちもいた。

·        提案された条例に対し反対する住民もいたため、制定予定の条例が地域に与える成果を説明する必要があり、余計な時間がかかった。

·        協力的でない地域指導者や住民も存在し、集会に参加しなかった者もいた。

<教訓>

1-   SORAKから受けている支援を適切に活用せず、また感謝するかわりに過大な期待を寄せる地域住民がいることを認識した。

2-   このような事業は地域において非常に重要であるため、他の地域への拡大が期待されている。





報告書一覧はこちらです↓↓

「環境教育と廃棄物の収集・リサイクルを通した環境美化事業」事業報告書一覧


※このプログラムは、公益信託 大成建設自然・歴史環境基金からの助成により運営しております。



*GBNのFacebookページはこちら