2018年12月9日日曜日

【女の子の教育環境改善】生徒から生徒へ行う ジェンダー啓発

株式会社ラッシュジャパン様のからの助成による、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」の2期目の報告の続きです!

ジェンダー啓発のトレーニングに参加する生徒達

今回のご報告は、20185月に実施した月経衛生クラブによる「ジェンダー啓発」活動のご報告です。

クラブ活動の目的は、各学校(対象校3校)の生徒で構成される‘月経衛生クラブ’のメンバーが主導して月経時の衛生管理・ジェンダー啓発・性教育について他の生徒へ啓発していく事です。

前回、各クラブの生徒は、月経時の衛生管理、ジェンダー啓発、性教育についてトレーニングを受けました。

今回はトレーニングを受けたクラブのメンバー(生徒)から他の生徒へ「ジェンダー啓発」を実施しました。

月経衛生クラブによる発表内容の準備

トレーニングを実施

トレーニングから学んだ事を板書

議題は以下です。
  • 「ジェンダー」と「性」の違い
  • ジェンダーの特性の例
  • ジェンダー(男女差)による役割と責任の違い
  • 生徒達の役割
  • 教師/教育者の役割


活動の成果
  • 活動を通して生徒達はジェンダーと性の違いを認識できる様になった。
  • 月経衛生クラブの子ども達は、ジェンダーと性の違いについて明確に話せていた。
  • トレーニング終了後に、生徒達はジェンダーによる異なる役割や責任について自由に述べる事ができる様になった。
  • 月経衛生クラブの子ども達は、ジェンダー啓発における彼らの役割、また女子生徒の性的暴力に対抗する推進者・主張者として行動する事を他の生徒達に説明できた。
  • ジェンダーへ配慮した教育環境を確保する役割と責任について、教員に対しても再認識させることができた。


活動のレポートはこちら⇩をご覧ください。
活動 2-2-1 生徒から生徒へ行う ジェンダー啓発

  *このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。



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