2022年10月10日月曜日

【インターン】ウガンダ渡航記11日目!!後半_「布ナプキン事情」ナグル初等学校視察~生徒との交流編~(2022年8月16日)

 【8月16日】

前回のブログでは小学校視察の前半!スラムツアー編をお届けしました。
今回は後編!生徒との交流編です🎶

スラムツアーが終了して学校に戻ってきて、先生方と話した後は、生徒たちが歓迎会をしてくれるみたいです🌟

実は、今回日本の高校生との交流の場としてオンライン上で繋がることにしたんです🎶
日本の高校生というのは後輩で、高校時代に取り組んでいた活動を引き継いでくれた子たちです!今回、ウガンダ行きが決まった時に、母校の先生や後輩たちに伝えたところ、せっかくだからオンラインでリアルタイムに繋がってみない?という話になりこの交流がセッティングされました!




歓迎会は生徒たちの寸劇からスタートしました!

とある日の授業風景、服に血の付いた女の子を見て、男の子がからかいます。女の子は恥ずかしがって教室を飛び出してしまいます。しかし、その後月経教育が行われます。そして、正しい知識を身に付けた男の子は、血をついた女の子を見てもからかわなくなります。
という内容の寸劇でした。生徒たちが実体験を自ら実演してくれたことで、男女が一緒に学ぶことはやはり大事なのだなと改めて感じました😊



続いてはダンスパフォーマンスです。女子生徒たちが何曲か伝統的な踊りを披露してくれました。途中で先生たちも混ざってノリノリで踊ってくれました(笑)



生徒からの出し物が終わった後は、後輩たちから日本の紹介・布ナプキンの使い方の説明をしてもらいます。ところがここでハプニング発生!オンライン交流あるあるの機材トラブルにより、残念ながら日本の子たちの音声が届きません…

仕方なく、私たちが台本を代読する形になりましたが、後輩たちが作ってくれたプレゼンスライドに生徒たちは興味津々!みんな真剣に聞いてくれたので良かったです🎶
説明の後に何か質問はある?と聞くと「私はクリスチャンだけど、日本人は何を信じているの?」「天ぷらの具材は何?」などなど次から次へと質問攻めでした(笑)


そして一通りの説明が終わった後は、遂に!布ナプキンの譲渡会です!
自分の手で直接生徒たちに布ナプキンを手渡すことができて感無量でした。ありがとうと声をかけてもらえたり、嬉しそうな笑顔を見られたりして、本当にうれしかったです。



譲渡会が終わった後は、お昼ご飯をいただきました。
腹ごしらえをして、午後も頑張ります!



昼食後は、先日購入したミシンなどの機械の搬入を行いました。
生徒代表として、MHMクラブのメンバーがマシーンを体験してみることに。初めての機械に戸惑いながら恐る恐る体験する姿がかわいらしかったです(笑)
しかしみんな初めてでは、布ナプキンを作りは難しいのでは?とデイジーに尋ねると、今後は、テイラーが生徒たちに作り方をレクチャーするそうで、一安心です。



機械の搬入が済んだ後は、MHMクラブのメンバーと話をしました。その結果、生徒のほとんどは生理が来てもナプキンを使用せず、古布を代わりに充てていることがわかりました。経済的な理由からナプキンを買うことができないそうです。今回の布ナプキン支援は本当にありがたいと何度もお礼を伝えてくれて、高校からずっと活動を続けてきて良かったなと心から思いました。


長かった一日ももう終わりの時。お別れの前に先生たちがお祈りをしてくれました。


学校を出る頃にはもうすっかり空は暗くなっていました。スラムには電灯はないので、懐中電灯で足元を照らしながら帰宅します。一部の生徒は最後までお見送りしてくれて、嬉しかったです。

今日は私たちの念願が叶った記念の日ですが、プロジェクトはまだ始まったばかりです。今後はデイジーと密に連絡を取り合って、プロジェクトの経過を見届けていきます。





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