2018年4月30日月曜日

【環境保全】 環境保全の"法体制"について4準郡にて議会と討議


皆さま、ご無沙汰しております!Global Bridge NetworkGBN)です。 


本日は、「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」での活動報告の続きです。


前回は20179月に実施した「プロジェクト地域の環境改善や課題に関する4準郡の郡長を
交えた対話(dialogue)会議」を報告しました。


今回は201710月に実施した「4つの準郡議会にて環境保全の法体制について議論と討議」について報告します。


何だか難しそうなタイトルですが、
「環境を守るための法や規制があり、その規制を実施しよう!」
ということを地域の役人に自覚してもらい、環境保全を促進していこうという内容です。


前回は「環境悪化を改善するための対話」が中心でしたが、今回は「環境保全に関する法や規制」について話し合いました。


参加した準郡は前回と同じ、チバリンガ、ナビンゴーラ、チガンド、カサンビアの4準郡、それぞれ40名の参加者、計160名が参加しました。

準郡での討論の様子

ウガンダでは1995年に環境に関する法の枠組み(環境の持続可能な管理)としてウガンダの国家環境法が施行され、またそれぞれの準郡で環境に関する法や規制があるにも関わらず、住民による湿地帯への侵入により環境悪化が進んでいます。

法が存在していても施行されなければ意味がありません。

まずは住民に「湿地帯への侵入・耕作は違法である」ことを周知し、地域の指導者達に法を犯した者を取り締まる仕組みを作る必要があります。


今回の討論では下記のような提案が上がりました。
  • 準郡、および郡指導者は、湿地帯の環境悪化による危険について一般民衆に啓発し続ける。
  • 準郡の技術部門代表らは、1995年施行国家環境法の規定に従い、環境を統治する法律の実施及び施行することを求められる。
  • 準郡の環境委員会は、環境を監視(モニタリング)する役割をより強化し、湿地帯で人の手による耕作等の活動が確実に行われないようにする。



埋め立てられた湿地帯

今回の討論では準郡の指導者たちに法の施行を強化する役割を自覚してもらう機会となりました。

討論のより詳しい内容はこちらをご覧ください。

準郡の指導者自ら積極的に環境保護に取り組んでいくよう、今後もサポートしていきます!


*本プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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2018年3月11日日曜日

【女の子の教育環境改善】LUSHチャリティバンクによる第2期プロジェクトを開始しました!


皆さま、こんにちは!Global Bridge NetworkGBN)です!

今日は嬉しいお知らせです♪

「LUSHチャリティバンク」の助成金はこちら


 株式会社ラッシュジャパン様のからの助成により、昨年2017年に実施しておりました、

「ウガンダ共和国で生理で学校に行けなくなる女の子の教育環境改善」

の第2期プロジェクトを3月より開始出来ることになりました!


布ナプキント作成トレーニング実施の様子
トレーニングで作成した布ナプキンと女子学生
生理や衛生について話し合う生徒達

1期では、生理用布ナプキン作成・生理時の衛生管理・性教育・ジェンダー啓発を行いました。

男子生徒がジェンダートレーニングを熱心に聞いていました。

女子生徒だけなく、男子生徒、教員、保護者も巻き込んだことで、男子生徒による生理中の女子へのいじめが減少し、学校側の女子生徒へのサポート(プライベートスペースを与える、生徒たちへの啓発)への意識も高まりました。

また家庭内でも、女子が保護者とも生理について会話ができるようになるなど、正しい知識を得ることで意識も変化していくという効果が、学校や家庭で見られました。

ファシリテーターも熱心に指導していました。

2期でのポイントは、第1期で実施した活動を「継続」させる枠組みを作ることです。

生理用布ナプキン作成・生理に関する正しい知識・衛生・性教育・ジェンダー啓発に関する取り組みを学校で継続する仕組みづくり(生徒達による衛生クラブの設立等)、保護者を含めた地域全体での女子の教育サポートへの理解促進と啓発を実施します。

また、生理用布ナプキンの作成および低価格での販売・布ナプキン使用の普及を行うことで、女子生徒が生理中でも継続して通学できるようにすることを目標としています。

少しでも多くの子どもたちの教育環境や生活環境が向上するよう、引き続き現地パートナー団体であるSORAKとともに尽力していきます。

引き続き、皆さまのご支援・ご理解を賜れますと幸いです。


*このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。




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2018年2月25日日曜日

【女の子の教育環境改善】効果的な啓発をしてみよう!

こんにちは、Global Bridge Network(GBN)です!

今日は私たちのパートナー団体であるウガンダのNGO、SORAKのあるユニークな取り組みを紹介します。
現地で活動する時、住民の人たちへ何かを発信するにはどんな方法がいいのでしょう。

恥ずかしながら、私は講義を聞いてもすぐ忘れちゃったり、実際に行動に移せなかったり…といったことが多々あります(苦笑)。
現地の人たちにも共通してることが多いのです。
人々が内容を忘れないよう、少しでも行動に移してもらえるようなインパクトを与えられるように、SORAKでも様々な工夫をしています。

その一つが…

歌!

です。

テレビのコマーシャルでも、音楽を使った広告はなぜか音が頭から離れないこともありますよね。

SORAKでは、社会課題を歌とパフォーマンス(演劇)にして発信しています。
SORAKの音楽家であるメンバーが作詞作曲した歌を、SORAKが運営する初等学校「Precious Child Learning Center」の生徒たちが歌うことで、問題の発信をしているのです。
その一つが、生理で学校に行けなくなる女の子をなくすための歌です。

子どもたちがうたっている様子

ぜひ、動画をご覧ください!
<動画>https://www.youtube.com/watch?v=RGJOT5U69eo&feature=youtu.be
「NO MISSING LESSONS ANYMORE!」(「(生理で)もう、学校を休んだりしない!」

~コーラス~

NO MISSING LESSONS ANYMORE もう学校を休んだりしない!
DURING MY MESTRUATION PERIOD 生理中でも!
THE GIRL CHILD NEED SANITARY PADS 女の子は生理用ナプキンが必要よ!
THIS IS YOUR RESPONSIBILITY MY PARENTS. それは私たちの両親の責任よ!

~独奏~

“Once upon a time I remember the day was Monday I went to study at school but I dint know that it was my first time for menstruation period, we were in class both boys and girl children were questioned what had happened to me, even me I didn’t know for sure I did not know what had happened to me even at school there were no pads. I decided to use my hand kerchief and I went back at home. I was absurd I missed my lessons”.

(忘れもしない昔のこと、月曜日に学校に行ったら、私は初めて生理になった。男の子も女の子もみんなどうしたの?と聞いてきたけれど、私も何が起こったかわからなくて、学校に生理用ナプキンもなかった。とりあえずハンカチを使って家に帰った。そして、授業を受けることができなかった。でも、もう、生理用ナプキンの作り方や生理になったときの管理を学んだので、もう学校を休んだりしない。)

という歌です。

その課題の発信の仕方によって、相手に伝わる際のインパクトも変わります。インパクトが大きければ大きいほど、その人の行動変容にも繋がるのではないでしょうか。

他にもSORAKでは演劇を通じたHIV/AIDSの啓発活動も行っています。
このようなユニークな方法を活用して、現地の人たちへの啓発活動を効果的に行っています!

次はどんな歌や演劇を使って啓発活動を行っていくのか、私たちも楽しみです!



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2018年2月24日土曜日

【環境保全】プロジェクト地域の環境改善や課題に関する4準郡での対話会議

皆さま、こんにちは!Global Bridge Network(GBN)です。

本日は、「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」での活動報告です。

2017年9月2日~9日に、「プロジェクト地域の環境改善や課題に関する4準郡の郡長 を交えた対話(dialogue)会議」を実施しました。
環境悪化を改善するための対話を4準郡で実施し、課題の明確化及び環境悪化を改善する手段を思索しました。
参加した準郡は、チバリンガ、ナビンゴーラ、チガンド、カサンビアの4つで、各準郡から50名の参加者、計200名が参加しました。

準郡代表がレモングラスに対する理解の概要を話している様子

この対話の目的は、 
①環境保全施策としてのレモングラス栽培の重要性の示唆
②準郡による環境保全活動、及び環境保全施策への最大限の尽力の必要性
を伝えることです。

この対話会議の中で、レモングラス栽培は土壌の浸食や環境悪化を防ぐのに役立つことが説明されました。加えて準郡のリーダーに対し、準郡が施行する環境保護政策を実施すること、また人々の生活向上のためにも、準郡内でレモングラス栽培を取り組むよう奨励されました。

トレーニング後、参加者の一人は以下のように述べてくれました。
「レモングラスを栽培することで環境悪化を改善できるということとを初めてしりました。地球環境基金及び環境保護局からの支援により、今回のような対話できて、私たちは大いに感謝します。」
Kasambya準郡にて、準郡代表が主要な環境課題について議論している様子

より詳しい内容はこちらをご覧ください。
レポート:活動2.1 プロジェクト地域の環境改善や課題に関する4準郡での対話会議

このように、準郡の方々にもレモングラス栽培を通じた環境保護の重要性を伝えることで、今後、準郡内でも関連した規制が策定され、より環境保護に対する取り組みが増えていけばと思っています。


*本プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。




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2018年2月20日火曜日

【環境保全】学校の子どもを対象に環境教育と啓発キャンペーン

皆さま、こんにちは!Global Bridge NetworkGBN)です。

引き続き、「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」での活動報告です。

201773~31日に、各校約300名を対象にした環境教育・環境保全の啓発キャンペーンを16校にて実施しました。

 環境保全について生徒たちと話し合いをする様子
      
環境保全について熱心に聞き入る生徒達

トレーニングの目的は、キャンペーンを通して生徒たちにレモングラスの栽培方法や環境保全の様々な方法を理解させることです。

キャンペーンでは、以下の内容を啓発しました。
①環境保全に関する各学校の方針の提示
②生徒たち自身の担う環境保全の役割
③環境保護における生徒たちの能力構築(キャパシティビルディング)と環境保全への生徒たちの関与の重要性
④レモングラス栽培が環境悪化を食い止めるのに良い施策であること

キャンペーンを行ったことで、SORAK・学校教員代表及び生徒たちがどのように環境保全を実施するかを議論する機会となりました。             
質疑応答を通して生徒たちに環境保全について啓発している様子


レモングラス栽培を通した環境保全について説明している様子

また、教員たちは、環境保全における子ども達の役割やレモングラス栽培の重要性を教室内に掲示すると約束しました。生徒たちは、環境保全の施策としてレモングラス栽培が重要であることを理解し、このキャンペーンにとても満足したとのことでした!

啓発キャンペーンを受けた後に、ある生徒からこのような感想を頂きました。
「レモングラスを栽培すれば、環境を守るだけでなく、両親が私の学校の教材や制服を買う収入を得られるなんて知らなかったから、この授業を受けて本当に驚いた!」 

女性や青少年のみならず、もっと小さな子どもたちにもレモングラス栽培を通じた環境保全・収入向上を伝えることで、より多くの家庭に伝授していくことが出来ます。

レモングラス栽培を通して環境を良くするだけでなく、人々の生活の向上も助けることができるんです!!

現地から上がってきたレポートの和訳はこちらです!


そして、この取り組みをより確固としたものとするためには、現場レベルでの活動のみならず、準郡レベルへの働きかけも必要です。次回は、準郡で実施した活動について報告します☆

*本プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております



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2018年2月18日日曜日

ウタンダ現地のパートナー団体:SORAKの紹介♪



SORAKによるHIV/AIDS女性グループとの会合


私たちのパートナー団体であり、ウガンダ共和国のムベンデ県で活動する現地NGO・SORAK Development Agency(SORAK)について紹介します♪

SORAKとGlobal Bridge Network(GBN)は、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」と「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」を2017年から実施しています。

SORAKは2003年に設立され、初期にはムベンデ県における妻への暴力の影響と原因に関する研究を実施しました。その研究を受け、HIV/AIDSにおけるジェンダーに基づく暴力といった課題に注目して活動を進めていました。

2010年までには、アドボカシー、生活、環境、農業、水と衛生、教育、地域の啓発、能力向上、子ども、女性や弱者などの人権啓発と保護といった枠組みでも活動を拡大しました。

Vision:ウガンダの社会的立場の弱い女性、青少年、子どもたちの生活の質を向上させる


地域のコミュニティーでのモニタリング

SORAKが運営している初等学校、プレシャス チャイルド センター

SORAKが運営している学校の子ども達

レモングラスの蒸留機でエッセンシャルレモングラスを精製(地域の収入向上へ寄与)



SORAKのメンバーのうち2名をご紹介します!

こちらがSORAKの創設者であり代表のムハマド・チェユネ氏


ムハマド
SORAKの代表 


社会福祉士や教育者でもあるムハマド氏は、社会起業に関するMBAも持っています。

組織の構築や評価、プロジェクトデザイン、コミュニティ開発・啓発、社会経済調査など様々な経験があります。


エイズの女性グループの話を聞くムハマド
ムハマド氏はもともとムベンデ県出身で、自分の故郷をもっとよくしたい!という熱い思いを持って活動しています。

そんなムハマド氏から、活動へのモチベーションも伺いました。

「過去15年程にわたって、ムベンデ県の人々の生活状況に強い関心を持っていました。私はムベンデ県で生まれ育ったのです。大学での研究や、教員、社会福祉士などの経験を通じて、人権、暴力、HIV/AIDS、環境、水衛生、教育、貧困などの課題は、きちんと計画した意義のあるプログラム(介入)を通じれば軽減できると学んだのです。

しかし、こうしたプログラムを立案・実行するための大きな課題が2つあります。1つ目は、脆弱なコミュニティを支援する必要な資源や予算が存在しないこと、2つ目は、タイムリーかつ意味のある方法で、必要かつ適切な介入を支援するコミュニティの貧困層に焦点を当てたアプローチが存在しないことです。

貧困地域の福祉に対して一番効果的な方法は、貧困や苦難を起こす、人々が置かれている状況を十分に理解することだと、研究は示しています。SORAKを通じて私は、地域社会の中の貧困なコミュニティ、貧困で苦しんでいる人々が生活しているところに密接に寄り添い、支援していきます。」


次に、GBNの妹のような存在であるハディジャちゃんがこちら。


ハディジャ,
SORAKのプログラムマネージャー
彼女は、SORAKで様々なプロジェクトマネージメントを行っています。

コミュニティ教育と成人教育に関する学位を持っています。青少年やHIV/AIDS、シングルマザーやHIV/AIDS陽性の未亡人、売春婦への支援に関するプロジェクトの経験が約4年あります。

交渉事も得意で、パソコンも得意。マネジメント能力や事務作業などにも長けており、SORAKには欠かせないメンバーです。


学校の子ども達にスピーチするハディジャ


ハディジャちゃんからもメッセージを頂きました!

「私は4年に渡ってSORAKで働き、社会的に弱い女性や思春期の女の子たちと密に関わっており、それに情熱を注いでいます。

多くの女性や女子は性的暴力に遭いやすく、それが大きな影響を彼女達に与えます。そのため、女性たちが収入向上活動をスタートし、経済的に自立出来るよう力を与えることに注力しています。現在、女性たちが自分で小規模ビジネスなどを行っており、また彼らをサポート出来て、私はとても幸せです。

また、思春期の女の子たちには、彼女らのキャリア指導に加えて性的暴力や利用されることから身を守るための能力向上も行っています。

今、私やSORAKがプロジェクトを実施する間に直面する大きな課題は、対象範囲の広さです。多くの社会的弱者は、いつも緊急支援の必要性を訴えますが、より広いエリアをカバーするのには資金に限界があります。

ムベンデの社会的弱者の生活の質が良くなるよう、私たちを支援してくれるパートナーたちに心から感謝しています。」


                                   

SORAKは地域に根差した活動をしており、地域の人々のニーズを一番把握してると私たちは確信を持っています。

SORAKのメンバーの真摯な活動を見て、GBNではSORAKをパートナーに活動を始めようと決断しました。信頼できる彼らがいるからこそ、私たちもウガンダでの活動を継続できています!

これからも、GBNそしてSORAKの応援を宜しくお願い致します!

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2018年1月20日土曜日

【環境保全】レモングラス栽培を通した環境保全プロジェクトを視察しました@ウガンダ

地球環境基金様からのプロジェクト
をGBNの大西が視察(2017年8月)したときのご報告です。

前回ご報告した「青少年、女性に対するレモングラス栽培・環境保全トレーニング」を受講した青年を訪ねました。
 
トレーニングを受けた青年


青年が始めたレモングラス栽培

この写真はトレーニングを受けた後にレモングラスの栽培を始めた様子です。


岩の間にも育つレモングラス

土地にはたくさんの岩や石がありますが、レモングラスは非常に強い草で、きちんと栽培すれば堅固な岩の間にも育ってくれる、そして水の流出による土壌汚染も防ぎ、環境保護にもつながります。

地域住民が畑を燃やしている煙

その一方で、上記の写真の背景に見える煙ですが、耕作地を求めて地域住民が畑を燃やしている風景も見られます。このように燃やしてしまうことが環境悪化につながるのですが、まだそのような知識が浸透していない様子が見受けられます。

今後、環境保護に対する意識の向上および教育を広げることが重要です。そのために、子どもたちに環境保全に関する意識を高めておくことが、将来の環境保全にも繋がっていくと考えます。本事業では、地域の学校で子どもたちを対象に環境教育に取り組んでいきます。

現地パートナー団体のSORAK代表が刈り取りの指導をしている様子

こんな小さな子もお手伝い

さらに、周辺の農家がレモングラスを栽培し収穫した後、SORAKが彼らからレモングラスを買い取ります。レモングラスを植えてからたった3-4か月で収穫でき、収穫したレモングラス1トン(t 1000kg)につき約$285で買い取ります。
この収入があれば、学校に通わせるにも十分です。

SORAKが所有する蒸留機でレモングラスのエッセンシャルオイルを生産し、その売り上げが収入向上支援にもなります。
 
 
SORAKが所有するレモングラス蒸留機

レモングラスを入れる

前から見た様子

ここで火を焚く

 
レモングラスのエッセンシャルオイル
トレーニングを受けた青年は、実際にレモングラスの栽培を実施し、それが環境保護にもなり、また収入向上という支援にも繋がる本プロジェクトは意義のあるものと話してくれました。

これからもGBNは本プロジェクトをサポートしていきます!

次回のレポートでは、初等学校で実施した「環境保全の啓発キャンペーン」についてご報告いたします!

*本プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております





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