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2023年4月22日土曜日

【布ナプキンスタートアップ事業】進捗報告

ナグル初等学校に設立したテーラーセンターにおける進捗報告


2023年3月

本事業の進捗報告が届きましたので、ご報告いたします。


はじめに

2022817日にVLF(ビジョナリーレディ財団)は、GBN(Global Bridge Network)より3台のミシンの寄付を受け、カンパラ市、ナグル教区にあるナグル初等学校にテーラーセンターを設立した。

 

進捗状況

テーラーセンターでは、生徒の保護者であるトレーナーの助けもあり、この5か月間で30名の女子生徒に対し裁縫の基礎技術トレーニングを実施することができた。ミシンの使用法や、材料の用い方に慣れることを目的として行ってきたトレーニングを通し月経衛生管理クラブの女子生徒たちは簡単なものを縫製したり、破れた衣類などを補修したりすることができるようになった。現在では、裁縫の基礎知識やミシンの使用方法を身につけた生徒たちは布ナプキンの作成方法を学んでいる。また、トレーニングは毎週金曜に実施しているが、週に2日程放課後に自主練習も行っている。

 

保護者を対象としたトレーニング

生徒の保護者を対象にしたトレーニングも週末に実施しており、技術の習得を通し経済的に自立する手助けをすることで地域の女性の地位向上を目指している。

 

事業の成果

·       30名の女子生徒たちがトレーニングを受け、裁縫の技術を身につけた。

·       保護者の女性10名に対してもトレーニング実施することができた。

·       女子生徒たちが布ナプキン作成の基礎技術を身につけることができた。


課題

·       布ナプキン作成に興味がある生徒が増加しているが、生徒数に対しミシンの台数が少ないこと。






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2022年11月4日金曜日

【布ナプキンスタートアップ事業】現地からの活動レポートが届きました!

 皆様こんにちは。

インターンの子たちがスタートしたスラム地域のナグル初等学校での布ナプキンスタートアップ事業

クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/thankyousupport_uganda


皆様から頂いた支援金で購入したミシンのお礼の声が届いております!


2022年8月14日に実施した活動報告が現地より届きました!

・スラムツアー

・学校関係者とのミーテイング

・女子生徒からなる月経衛生クラブのメンバーとの交流

・日本の高校の活動として作成した手作りの布ナプキンの配布

・クラウドファンディングで集めた資金により、ミシンの贈呈


現地から届いた当日の活動報告のレポートをご参照ください!

月経衛生プロジェクト報告書_20220814




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2022年10月10日月曜日

【インターン】ウガンダ渡航記11日目!!後半_「布ナプキン事情」ナグル初等学校視察~生徒との交流編~(2022年8月16日)

 【8月16日】

前回のブログでは小学校視察の前半!スラムツアー編をお届けしました。
今回は後編!生徒との交流編です🎶

スラムツアーが終了して学校に戻ってきて、先生方と話した後は、生徒たちが歓迎会をしてくれるみたいです🌟

実は、今回日本の高校生との交流の場としてオンライン上で繋がることにしたんです🎶
日本の高校生というのは後輩で、高校時代に取り組んでいた活動を引き継いでくれた子たちです!今回、ウガンダ行きが決まった時に、母校の先生や後輩たちに伝えたところ、せっかくだからオンラインでリアルタイムに繋がってみない?という話になりこの交流がセッティングされました!




歓迎会は生徒たちの寸劇からスタートしました!

とある日の授業風景、服に血の付いた女の子を見て、男の子がからかいます。女の子は恥ずかしがって教室を飛び出してしまいます。しかし、その後月経教育が行われます。そして、正しい知識を身に付けた男の子は、血をついた女の子を見てもからかわなくなります。
という内容の寸劇でした。生徒たちが実体験を自ら実演してくれたことで、男女が一緒に学ぶことはやはり大事なのだなと改めて感じました😊



続いてはダンスパフォーマンスです。女子生徒たちが何曲か伝統的な踊りを披露してくれました。途中で先生たちも混ざってノリノリで踊ってくれました(笑)



生徒からの出し物が終わった後は、後輩たちから日本の紹介・布ナプキンの使い方の説明をしてもらいます。ところがここでハプニング発生!オンライン交流あるあるの機材トラブルにより、残念ながら日本の子たちの音声が届きません…

仕方なく、私たちが台本を代読する形になりましたが、後輩たちが作ってくれたプレゼンスライドに生徒たちは興味津々!みんな真剣に聞いてくれたので良かったです🎶
説明の後に何か質問はある?と聞くと「私はクリスチャンだけど、日本人は何を信じているの?」「天ぷらの具材は何?」などなど次から次へと質問攻めでした(笑)


そして一通りの説明が終わった後は、遂に!布ナプキンの譲渡会です!
自分の手で直接生徒たちに布ナプキンを手渡すことができて感無量でした。ありがとうと声をかけてもらえたり、嬉しそうな笑顔を見られたりして、本当にうれしかったです。



譲渡会が終わった後は、お昼ご飯をいただきました。
腹ごしらえをして、午後も頑張ります!



昼食後は、先日購入したミシンなどの機械の搬入を行いました。
生徒代表として、MHMクラブのメンバーがマシーンを体験してみることに。初めての機械に戸惑いながら恐る恐る体験する姿がかわいらしかったです(笑)
しかしみんな初めてでは、布ナプキンを作りは難しいのでは?とデイジーに尋ねると、今後は、テイラーが生徒たちに作り方をレクチャーするそうで、一安心です。



機械の搬入が済んだ後は、MHMクラブのメンバーと話をしました。その結果、生徒のほとんどは生理が来てもナプキンを使用せず、古布を代わりに充てていることがわかりました。経済的な理由からナプキンを買うことができないそうです。今回の布ナプキン支援は本当にありがたいと何度もお礼を伝えてくれて、高校からずっと活動を続けてきて良かったなと心から思いました。


長かった一日ももう終わりの時。お別れの前に先生たちがお祈りをしてくれました。


学校を出る頃にはもうすっかり空は暗くなっていました。スラムには電灯はないので、懐中電灯で足元を照らしながら帰宅します。一部の生徒は最後までお見送りしてくれて、嬉しかったです。

今日は私たちの念願が叶った記念の日ですが、プロジェクトはまだ始まったばかりです。今後はデイジーと密に連絡を取り合って、プロジェクトの経過を見届けていきます。





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2022年10月7日金曜日

【インターン】ウガンダ渡航記11日目!!前半_「布ナプキン事情」ナグル初等学校視察~スラムツアー編~(2022年8月16日)

 【8月16日】

⚠️今日のプランは内容盛りだくさんなのでブログもいくつかに分けて投稿させていただきますね🎶今回のメインはスラムツアーです!!それではお楽しみください!

本日は、ウガンダ渡航の大本命、都市スラムの小学校を視察します!
ウガンダ渡航記11日目で紹介したプロジェクトの対象校です。


このプロジェクトのためにクラウドファンディングに挑戦したので、支援者の皆様に活動報告をしっかりできるように、今日は気合を入れていきます🔥

実は今回、日本から布ナプキンを持参しているんです🎶
私たち2人が高校時代に行っていた活動で集めた布ナプキンです。(詳しくはこちらをご覧ください。)

当時から、現地の子どもたちと直接交流してみたいと願ってきたので、今日それが叶うと思うと、ドキドキが止まりません😯ウガンダに到着してからずっとホテルで眠っていた布ナプキンたちと一緒に、ついに出発です✨



スラムの中は道が狭くて車は通れないので、スラム付近に車を止めて小学校へと向かいます。土壁でできたプレハブのような家が並んでいたり、家の屋根にひもを取り付けて洗濯物を干していたり…生まれて初めて見る、スラムの景色を目の当たりにして驚きました。



学校に着くと、まず初めに校長先生とお話しました。小さな学校だけれども、少しずつ学校を発展させてきて、今では130人ほどの生徒がいること。教科書やペン、制服などを買うことができない生徒が多くいること。学校や生徒について、そして生徒たちが抱えている問題についてなど、さまざまなことを教えていただきました。



校長先生とのお話しのあとは、生徒たちと一緒にスラムツアーに行きました。
自分の足でスラムを回って、街並みを見たり、地域住民に話を聞いたりして、どんな生活を送っているのかを学びました。家族で住むには狭すぎる家、ボロボロの服を着る子どもたち、側溝に溜まったごみ、自分がいかに恵まれた環境で生きてきたかを実感しました。



特に印象的だったのは、母子家庭で5人の子どもをもつお母さんの話です。その方は「果物やお菓子などを家の前で売ることが仕事で、一日の稼ぎはたったの2000ウガンダシリングなの。」と教えてくれました。2000ウガンダシリングは日本円でいうと80円ほどです。校長先生が子どもたちも働かなければならないとおっしゃっていたのはこういうことなのかと、厳しい現実を感じました。



今回は小学校視察の前半!スラムツアー編をお届けしました。
次回は後半!生徒たちとの交流編をお届けします。





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2022年9月30日金曜日

【インターン】ウガンダ渡航記8日目!!_「布ナプキン事業」スタートアップの資機材購入(2022年8月13日)

 【8月13日】

今日は「布ナプキン事業」スタートの準備の日です!
日記の前に、プロジェクトについて軽く説明をさせていただきます。詳しい説明は下記の「Readyforプロジェクトページ」のリンクからご覧いただけますので、よろしければぜひご確認ください。

「布ナプキン事業」について…(Readyforプロジェクトページより抜粋)

高校時代からの活動を展開していきたいという私たちの想いを汲み取ったGlobal Bridge Network代表の大西さんが、ウガンダのスラム地域で活動するデイジーという女性(Visionary Lady Foundation(VLF)代表)とのコラボ企画を私たちの挑戦の場として提供してくださり、このプロジェクトはスタートしました。デイジーは、ウガンダのスラム地域の学校で、月経にまつわる課題の解消に努めています。

そして、スラム地域に位置するナグル初等学校は、VLFのデイジーと共に”MHM(月経時の衛生管理)クラブ”を設立し、月経にまつわる課題に取り組んでいます。MHMでは、月経に関する知識や衛生管理に関するワークショップが行われてきましたが、ミシンや糸などの材料がないために布ナプキン制作のトレーニングを実施できず、いまだ古布を代替している女子生徒が大半いるという状況です。

そこで、VLFがスラムの女性グループとMHMクラブに所属する女子生徒の両方を対象とした布ナプキン作製トレーニングの実施と、布ナプキンの作製をできるよう、私たちが環境づくりのサポートを行います。


今日はプロジェクト代表のデイジーと一緒にスラムの小学校に寄贈するミシンや布ナプキンの材料、そして道具を買いに行きます!


買い物ということで、お店が多く集まるタウンに向かうのですが、交通量があまりにも多くて車の真横をバイクがどんどん追い抜いていきます。窓を開けて外の様子を見ていると、デイジーに「外から手を突っ込んで物を盗まれる危険があるから、窓を閉めておいたほうがいいわよ」と言われて、自分は今海外にいるんだと改めて感じました😅

最初に向かったのはミシンのお店です。1つの建物にいろいろなお店がある、日本でいうショッピングモールのような場所に行きました!


デイジーにあらかじめ購入するミシンの目星はつけていると聞いたので、すぐ購入して次の買い物に向かうものと思っていたのですが、マシーンの点検にとんでもなく長い時間がかかって、ミシンを買い終えるころには3時間が経っていました😱しかし、点検したおかげで私たちも生まれて初めての足踏み式ミシンを体験できたので良かったです😊見ている分には簡単そうに見えるのですが、実際にやってみるとすごく難しかったです💦ペダルが重いので動かすことに集中してしまって、肝心の縫う作業に意識が向かないんです(笑)自分でやってみて、上手にできるまでは特訓が必要だなと感じました。

そうそう、ミシンを購入した建物のトイレがなんと有料だったんです!値段は日本円で言うと10円くらいで、お金を出すとトイレットペーパーをくれて、それをもってトイレに行くスタイルみたいです。さらに驚いたのは、トイレが男女共同だったことです。男女一緒のトイレはウガンダでも初めての経験でした…トイレにお金がかかることといい、男女一緒のトイレといい、まさに異文化に触れた瞬間でした。


ミシンやその他の道具を購入したあとは、布を買いに行きました。どんな柄がいいかみんなで吟味していると、いきなり雨が!😮土砂降りです。お店のおばさんに「あそこの屋根がある建物まで走って!!」と言われて、近くの建物に逃げこんで雨宿りです。ただ雨宿りをしていても暇なので、その建物の中にある手芸用品のお店で糸や針などを購入することに。



しばらくすると、雨が止んだので布を買いに戻りました。

途中で急な雨に見舞われるなどハプニングはあったものの、無事に買い出しは終了です~!





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2022年8月3日水曜日

【インターン】ナグル初等学校との交流

 こんにちは~!油断していたら日焼けしてしまった牧弥佑です(笑)
7月も終盤に差し掛かり、夏もすっかり本気を出してきていますがみなさんお元気ですか?私は日傘から離れられない日々を過ごしています。

 

さて今回は、527日にZoomで現地の学生と交流した際の様子を報告させていただきます。私たちが関わるデイジーの事業スタートアップのまさに第一歩といえる交流となりました。最後までご一読いただけたら嬉しいです!!!

 

この交流は、現在も挑戦中のクラウドファンディングを始めるにあたって、きちんと当事者にニーズがあるのかを知るためにもまずは交流してみようという目的で行われました。Zoomに参加する前の私は、しっかりコミュニケーションがとれるかと緊張していましたが、現地の女の子がフレンドリーですぐに緊張がほぐれ、楽しく交流しつつ現地の状況を知ることができました

 


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実際のZoom中の写真です

私たちからいろいろな質問を投げかけたのですが「生理が来たときに学校に来られなかったことがある?それはなんで??」など、センシティブな質問でも真剣に答えてくれました。

生の声を聴くことで、より一層当事者意識や活動への責任感を感じ、たくさんの学びを得ることができました。これまでは、現地の状況を紙媒体で調査したり、GBNをはじめとしたNPOの方から口頭で伺ったりしてきましたが、やはり具体的に対象となる生徒の現状を、表情も見ながら認識することが重要なのだと実感しました。

 


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笑顔が素敵なおきにいりの写真です

現地の子たちとの交流も兼ねていたので、日本について少し話してみると、この笑顔です。みんな日本という国については全く知らないようでしたが、興味津々に日本について、私たちについても質問してくれました!本当に現地の女の子たちの笑顔がかわいくて、直接会えるのがものすごく楽しみです。

 

ウガンダに渡航して学校に訪問する際も、日本の紹介と私たちの母校の生徒との交流を行う予定です。母校の後輩たちが、一生懸命日本紹介の資料を作ってくれていて、この交流も私たちのウガンダでの楽しみの一つとなっています!母校の高校生にとっても、ウガンダの生徒にとっても、何かポジティブな刺激を受けてもらえる機会になれるよう、私たちも交流の時間のファシリテーションを頑張ります。

 

 今回は、「ナグル初等学校との交流の様子」について報告させていただきました。いかがでしたでしょうか?私は、オンラインで時間を合わせて交流できる時代に感動しています。ウガンダ渡航後も、このような交流を続けながら現地の視察ができればいいなと考えております。さて、次回は渡航中、もしくは渡航後の更新となると思います!

 次回のブログも楽しみにしていただけたら嬉しいです!!



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2022年7月4日月曜日

【インターン】ウガンダの学校で「布ナプキン事業」のスタートアップ ~クラウドファンディングに挑戦!~

 こんにちは~!インターンの牧です。

今回のブログも見ていただきありがとうございます!!


学生インターンとしてGlobal Bridge NetworkGBN)にて活動させていただいて、もう3か月弱経つようです。大学生になってから、一日も休みがないような毎日ですがとても充実していてあっという間でした。

来月8月5日にはGBNのプログラムとしてウガンダに渡航します…!正直不安のほうが大きいようなドキドキした気持ちですが、持ち前の元気とパワーで乗り切っていきます応援していていただけると嬉しいです。

実は、私は渡航期間中に19歳の誕生日を迎えるので、ホテルでこっそり誕生日パーティーができたらいいなと個人的に思っております!

 

この8月5日からの最初の1週間はGBNの活動「生理で学校にいけなくなる女子学生の教育環境改善事業」のモニタリングに同行し、その後スラム地域の学校を訪問して、布ナプキンを手渡す予定です。さらに、訪問する学校で活動している現地の団体(Visinary Lady Fundation)の代表と、布ナプキン作りに必要なミシンや布などの材料を調達する予定です。このミシン・材料・布ナプキンが対象校の生徒の助けになります。高校時代から活動してきて、今回やっと、布ナプキンを現地の女の子たちに手渡しできるということを考えるだけで胸がいっぱいです。

 



さて、タイトルでもお知らせしたように、ミシンや布等、物資の購入資金を募るためのクラウドファンディングを開始し、第1の目標額を達成いたしました。現在は、Next goalを設定し、更に上の金額を目指しています。

今回のクラウドファンディングを通じて、スラム地域の学校にミシンや布ナプキン作成の材料を届けたいです。そのために、ぜひ皆様のお力を貸しいただきたいです。

 下記のURLから、ご支援いただける仕組みになっております。

ご支援の方法は、クレジットカード払い、もしくは銀行振り込みとなっておりますので、お気を付けください。ご支援いただける方には、金額によって報告書やお土産などを送らせていただきます!そちらも楽しみにしていただけたら幸いです。

 

クラウドファンディングURL【期限:8月5日 23時59分】

https://readyfor.jp/projects/thankyousupport_uganda

 

皆様のご支援が、私たちの励みになります。よろしくお願いいたします!