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2020年12月26日土曜日

【マイクロクレジット】マイクロクレジット事業を始めました!

~マイクロクレジット(貧困層向けの無担保で小額の融資)を通したウガンダ・ムベンデ県の

女性や若者の経済的自立支援~

-背景と課題-

ウガンダのムベンデ県の農村部では、女性や若者の80%以上が自営業者で農業や小規模で低収入な商売を行っています。彼らの大半は、銀行や信用機関からの融資を受けるために必要な担保がないため、収入創出のためのビジネスを始めるのに必要な融資を受けることができません。そのため、ムベンデ県やその他の地域の女性と若者は最低水準の生活をしています。このような貧困状態に置かれた少女や女性は、結婚を強いられたり、性産業のような非公式な仕事に従事させられたりすることがあります。彼女達には、食料、医療、衣類、学用品などの最低限の生活のための支出の余裕さえありません。

事業対象地域では、人口の60%が貧困ライン(1日あたりの稼ぎが2ドル)を下回り、そのうち約40%の世帯は女性、未亡人、子供、祖父母が家長であるため、より脆弱性が高い状況に置かれています。このような世帯は収入を創出できるような自立支援が必要であり、SORAKのような非営利の団体が提供する低金利の小規模融資制度は、最良の支援方法だと考えます。今回実施するマイクロクレジットを通して、女性や若者に収益性のある経済活動に投資する機会を提供できます。若者や女性5名ずつのグループを作り、グループごとに50,000200,000 UGX(約1,5005,500円)の前渡金を提供し、その資金は市場での販売、チャパティ(平焼きのパン)の製造、子豚の購入・飼育など収入創出活動を開始するのに使用します。SORAKは、資金が適切に活用できるように起業家育成トレーニングを行い、各グループは6ヶ月以内にお金を返済することを必須とします。

一方でSORAKは、またCOVID -19により影響を受けた若者や女性の経済的支援のために、パンおよび蚊よけのジェルの製造所、そしてトレーニングセンターを設立しました。現時点では、生産を開始するための最終段階に入っていますが、新規立ち上げに必要な原材料とマーケティングの資金をGlobal Bridge Network(GBN)からの資金で賄います。以前、SORAKが生産したレモングラスのエッセンシャルオイルを活用した蚊よけジェルの市場調査を実施した際に、今後購入する可能性のある顧客にサンプルを提供したところ、非常に良いフィードバックを得ました。この経験が、収入創出活動や今回の女性や若者のエンパワーメントのための資金提供(マイクロクレジット事業)への動機になりました。パンや蚊よけジェルの生産、女性や若者へのトレーニングセンターを通して、彼らの生活向上のためのスキル習得につながるように支援していきます。


SORAKの製造所

パンこね機

ジェルボイラー

融資の活用を通した起業のトレーニング

参加者(女性や若者グループ)


-プロジェクト目標:

女性・若者たちのために持続可能な収入創出に貢献すること。

-プロジェクト概要:

女性・若者のグループに収入創出の技術提供(パンや蚊よけジェルの生産)と起業家育成トレーニングを行い、マイクロクレジットを原資にした起業を支援する。

-対象地域:

SORAKの事務所がありパン・蚊よけジェル製造を実施しているムベンデ県・キバリガ準群にて、若者と女性を対象に実施する。プロジェクトのサポートが終了する頃には、生産と需要が増加し、より広範な地域に活動を拡大することを目指している。

-対象者:

若者150名(女子80名、男子70名)と女性100名を対象にマイクロクレジットの提供およびパンと蚊よけジェルの作成トレーニングを実施し、生産に従事させる。各対象者が本事業に関わる期間は1年以上とする。トレーニングを受けた対象者はパンや蚊よけジェルの生産者として雇用し、そのスキルを今後の生活(グループ、あるいは個々の起業)に活かせるようにする。本プロジェクトの対象者は、生活をより良くするために生産性そして収益性のある起業への投資としてクレジットの活用を目指す、前向きで積極的な女性・若者を対象とする。すでにパン・蚊よけジェル生産やトレーニングに関心を示している者が対象者となる。

-活動内容:

パンと蚊よけジェル製造のビジネスを開始するための準備として、SORAKはすでに製造所、機械、水回りの設備、パンの鋳型などに自身で出資しており、今後はマーケティング、人員確保、ビジネス開始の材料調達を実施する。

1-   パンと蚊よけジェル生産にかかる材料調達

2-   女性・若者を選抜し、パンと蚊よけジェル作成トレーニングの実施と生産

3-   女性・若者グループの動員と能力強化、小額の融資と有効使用への指導

4-   ブランド化したパンと蚊よけジェルの包装、市場での販売

-マイクロクレジット事業と資金の使い方:

SORAKGBNから2年以内に返済するローンとして資金提供を受け、パンと蚊よけジェル生産の基盤づくりとトレーニングを実施する資金に充てる。残りの資金はクレジット提供に充て、女性・若者を慎重に選抜して融資する。彼等が確実にクレジットを有効かつ効果的に使えるように訓練する。

クレジットは以下2つの使い道がある。

1     5名のグループを形成し、開業資金として1グループあたり50ドルのクレジットを受け取る。全員が一度にクレジットを受け取るわけではなく、2年以上かけて提供する。各グループに渡すクレジットの予算が1000ドルある場合、50ドルx20グループに提供する。そしてこのクレジットはローンの目的や返済のリスクにより2-5%の利子をつけて月次で返済する。この利益分については運営費およびGBNへの返済に充てる。

2     それ以外の資金はSORAKのパンや蚊よけジェル生産ためにSORAK備えておく。例えば製造所の整備費など、開業時に急な元手が必要となることも想定している。工具や生産道具、建物の修繕、排水ポンプや水回りの衛生管理費など補完にもなる。

最後に、SORAKは資金を正しく使用し、収益については生産活動の継続とGBNへの返済に充てます。

以上

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GBNより:本事業はSORAKに対してローンという形にしていますが、返済された資金は現地の支援に充てる予定です。

また定期的に活動の進捗を報告いたしますのでお楽しみに☆

※本プロジェクトは皆様の寄付などを含む自己資金を活用しています。



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2020年9月23日水曜日

【スタッフから報告】コロナ禍におけるウガンダの現状

バイクタクシーのドライバー(マスク着用)

COVID-19、コロナ禍においては、今や先進国、途上国に関わらず世界中に悪影響を及ぼしています。ウガンダにおいては、6,468名の感染者が出ており、2,731名は回復しましたが、63名が死亡しました。(2020年9月22日現在)

詳しい情報はこちら:

上記の数だけ見るとウガンダの状況は、そこまでひどい数値ではありませんが、死に関わるウイルス感染者の数というのは世界中に警告を発しているといえます。コロナ禍の影響は既に、特に貧困、農村地域の読み書きできない女性や子どもなど立場の弱い人々に犠牲を強いています。

現在のウガンダのコロナ禍における状況は、とてもリスクが高いといえます。それは、他の国と比べてということではなく、もしウガンダで病気にかかり治療が必要な状況になっても、医療資源が不足しています。ウガンダは3月末にはロックダウンが施行され、大統領により、さらに21日間、また14日間と、ロックダウンは延期されました。実際のロックダウンの期間は2020年4月15日~5月5日まで続き、公共の場所ではマスクの着用を命じられ、この規制は7月以降に緩和されていきました。


ロックダウン中の首都カンパラ
(普段は人と車でごった返している)


閑散とした街並みの風景

閑散とした街並みの風景

コロナの予防策として、大統領は3月18日付で、公共で集まること、特に感染者の多い州への出入りは昨今まで禁止しており、また空港閉鎖も続いています。しかし、間もなく空港はオープンになるという噂ですです。学校はまだ閉鎖しており、生徒達は教育を受けられない、もしくはインターネットを通じたe-learningを行っています。しかし、ほとんどのウガンダの家庭ではインターネットにアクセスすることは非常に難しい状況です。(高額な料金やネット環境の悪さから)

2020年5月まで、商売のほとんどは閉鎖されていました。食品市場は続いていましたが、公共交通機関を使っていると疑われるため(外出すると警察に取り押さえられ、ムチで撃たれる)多くの売り子は家に帰ることもできずに、お店や売り場で寝泊まりしていました。工場、自動車修理、金物店、金属加工などの少数のビジネスについては5月5日に再開が許され、一方でヘアサロンや商店街は7月27日まで閉鎖されていました。今では少しずつ再開しています。


食料配布


手洗いの指導


マスクをする人々 

ウガンダの経済のほとんどは非公式レベルなので(公式経済部門と違って、課税されず、国民総生産(GNP)統計にも表れない)、ロックダウンの経済的影響の規模を図ることはできません。しかし、収入の減少や貧困はとても厳しい状況です。2020年7月からの調査結果によると、カンパラ(ウガンダの首都)における非公式ビジネスのほとんどは、ロックダウンの間は収益がなく、貯金を切り崩し、政府からの食料支給に頼るか、生き延びるために家族や友人からの助けを求めていました。

コロナ禍により、多くの出来事が起きています。いつこのコロナ禍が終息するか誰にも分かりませんが、いつかは必ず終わりが来ます。

私たちは、全ての状況が良くなるよう願ってやみません。


セキット アラファト
モビライザー
2020年9月23日



2020年6月29日月曜日

祝☆GBN設立4周年を迎えました!



皆様、こんにちは!

GBNも早4年目となりましたー!時が経つのはあっという間です。



よかったら年次報告をご覧ください♪    ☛ 年次報告書2019



アフリカ・ウガンダで実施している以下2つのプロジェクトは無事に3期目を終えることができました。

・生理で学校に行けなくなる女の子の教育環境改善事業女の子の環境改善

・レモングラス栽培を通した環境保全・教育事業環境保全と地域活性化


残念ながら、レモングラスプロジェクトは3年で完結となりました。

なかなか進まなかったレモングラスエッセンシャルオイルを用いた商品開発・・・

正直「現地は何やってんのよー」とハラハラしていました・・・

が、最後の最後に、良い意味で裏切られました!

なんと!!マラリア予防にもなるレモングラスエッセンシャルオイルの「蚊よけジェル」を開発しましたー!!

商品の説明をしているSORAKスタッフ

レモングラスエッセンシャルオイルの蚊よけジェル




さすがSORAK! 私たちのパートナー!! 


現地では大好評だったとのことで、これからビジネスとして進めていく予定です。

環境保全プロジェクトの3年間の総まとめのレポートは以下でご覧になれます。

環境保全事業_3年間総括報告書

また、アジア学院(栃木県)にて農村指導者研修プログラム2019年4月から9か月間)に参加したSORAKのマネージャーHadijahのレポートもぜひご覧ください!

Hadijahのアジア学院における研修レポート


さてさて、現在の状況をお伝えしますと、今年度は新型コロナの影響で、現時点では活動はストップ状態です。まさかこのような状況になるとは、今年初めは想像もできませんでしたね。



今年度はエッセンシャルオイルのソーシャルビジネスのスタートを予定していたのですが、今は保留状態です。



また、生理で学校に行けなくなる女の子の教育環境改善事業も、現時点では助成金がストップしています。



このような状況になりましたが、私たちはこれからどうしていくかを考える良い機会ととらえ、活動できる状況になったときに動けるように準備を進めています。



焦っても仕方がない、時期が来て出来る時が来たらまたやればいい・・・と思っています。



と言いつつ、一つだけ進めようとしている小さなプロジェクトがあります!

スラム地域の子ども達から「学校行きたい、勉強したい」と強い要望があった「貧困地域の子どもの教育支援」







今回は皆さまから頂いた寄付、それからイベント等の収益を活用させていただき。自己資金で実施いたします。

小さなプロジェクトですが、「トライアル」としてスタートし、ニーズに応じて拡大していけたらと思っています。具体的な内容はまた改めてお知らせします。


最後になりますが、皆さま、新型コロナの影響で大変な思いをしている方もいらっしゃると思いますが、くれぐれも身の安全を第一に、無理はしないで頑張りましょう☆


この先にどんな未来がくるのか、色々と考えてしまいますが、なるようになるしかない。良いことばかりじゃないけど悪いことも永遠に続くわけはない・・・

なので、今を乗り越えた先、私たちに幸せな未来が来ることを祈っています☆



今後どうなるか先が見えない状況ではありますが、引き続きGBNをよろしくお願いいたします。


Global Bridge Network
大西 麻衣子

*GBNのFacebookページ* https://www.facebook.com/globalbridgenetwork/

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2020年5月20日水曜日

【Hadijahのアジア学院における研修レポート】

 私たちのパートナー団体であり、ウガンダのムベンデ県で活動する現地NGO・SORAK Development Agency(SORAK)よりプロジェクトマネージャ―のハディジャ(Hadijah)が来日し、アジア学院(栃木県)にて農村指導者研修プログラム2019年4月から9か月間)に参加しました。




アジア学院(ARI)、世界中の農村地域の指導者の対象とした指導者養成専門学校で、栃木県県北に位置する6ヘクタールのキャンパスを中心として、毎年農村指導者研修プログラムを実施しています。研修プログラムでは「サーバント・リーダーシップ (人に仕える指導者)」、「共同体形成」、「持続可能な農業」の分野で、農村指導者の能力開発を支援することを目指しています。

ハディジャは、コミュニティ教育と成人教育に関する学位を持っており、これまで青少年エンパワーメント、HIV/AIDSの予防と治療、シングルマザーなどの社会的立場の弱い女性の支援、性と生殖に関する健康と権利の促進プロジェクトなどの経験を積んできました。

2019年4月よりARIの研修プログラムに参加し、持続可能な農業・畜産をはじめとする様々な知識・技術、リーダーシップ・コミュニティ ビルディング等のスキルを身に付けることが出来ました。

また、ホームスティを通した農家の人々との交流や、西日本へのスタディツアーでは広島の平和祈念館などを訪問するなど、日本の様々な側面に触れる機会もありました。

彼女の9カ月間の研修の様子は、下記のレポートでご覧いただけます。

彼女が日本で学んだこと、感じたことはもちろん、日本で学んだスキルを自国でどのように応用できるかや、自国のジェンダーの課題なども考察しています。

本当に読み応えのある素晴らしいレポートなので、ぜひご覧ください!


<レポート一覧>







  
日本在住ウガンダ人と研修修了のお祝い















日本で得た素晴らしい経験を一刻も早くSORAKのプロジェクト、ウガンダコミュニティの発展に活かしたいという強い思いを抱いて、ハディジャはウガンダに帰国しました。

GBNとしても、彼女が日本で学んだことを現地で存分に活かせるよう、今後有機農法をはじめとする環境保全型農業プロジェクトを検討しています。


日本で学んだことを現地で活かせてこそ、彼女の研修が意義あるものになると思いますので、今後ともできる限りサポートしていきたいと思っております。



このような学びの機会を与えて下さったアジア学院、並びにハディジャの研修を支援してくださった皆様に心より感謝いたします。





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2020年2月23日日曜日

【イベント報告】よこはま国際フォーラム参加の報告 (2020年2月16日)

ウガンダのセッション


226日に開催したよこはま国際フォーラムに参加させていただきました!


当日は雨で、さらにコロナウイルスの影響もあり、正直参加してくれるか不安でしたが、会場に入るとたくさんの方が来てくださり、みんなでひとまずほっとしました!

私たちは12:00からの1セッションを受け持ち、ウガンダの文化紹介、日本との違いを紹介しました。

最初に代表の大西からGBNのミッション、ビジョン、そして現在ウガンダの現地で実施している事業2つの説明、日本国内の交流活動の紹介を行いました。

代表大西よりGBNの活動紹介

その後、日本在住のウガンダ人、ラフさんにバトンタッチし、ウガンダの農村部と都市部の生活の違い、民族衣装や踊り、観光スポット、農業、ウガンダの主な食事などを介しました。 

ラフさんよりウガンダの紹介

アフリカというと貧困や紛争などの問題が取り上げられることが多い中、ぜひ違う側面でウガンダの良い面を知ってほしいということで、ユーモアを交えてお話していただきました。

発表の最後は日本在住のウガンダ人、アレックスさんに代わり、ウガンダ語のクイズ「ミカン、アボカド、パッションフルーツはウガンダ語で何というか??」セッション!

日本語と似たような単語が多く、盛り上がりました!
思いのほか、皆さんの感が鋭く、4問すべて正した方も多かったようです。

クイズセッション、盛り上がりました!

ショップコーナー


ワークショップの後半は、参加者の皆さんからの質問を受け、それに回答する形で交流しました。
·  GBNがウガンダで活動を始めたきっかけ
· ウガンダの電力事情
· 都市部と農村部の人口比
· 現在のウガンダの治安について
· 宗教について
· ウガンダ人の日本人に対するイメージ
· アフリカンタイムは存在するのか
· ラフさんとアレックスさんが日本に来たきっかけとどんな仕事をしているか
·  日本からウガンダに持っていきたい消費や技術は何か

など、参加者から沢山の質問があり、セッション時間が足りないほどでした。

当日は、朝から冷たい雨が降っていたことや、染症の流行で、全体的にイベントの参加者が少なかったので、私たちのワークショップに名の方が来てくださるか始まるまでは心配でしたが、約20名の参加があり、とても嬉しかったです。

ノートをとりながら真剣に話を聞いてくださっていた若い参加者が多かったのが印象的でした。

本ワークショップをきっかけに、BNの活動やウガンダへの関心と理解を深めて
いただくことが出来れば嬉しいです!

ご参加いただきました皆様、どうもありがとうございました!

ご質問等は随時受け付けておりますので、
お気軽にお問い合わせください!
info@globalbridgenetwork.org







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