2019年12月29日日曜日

【環境保全】「レモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」四半期報告(2019年7月~9月)

「レモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」@ウガンダは無事3年目に入りました☆ 
四半期報告(2019年7月~9月)のご報告です!


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プロジェクトは独立行政法人 地球環境基金様からの助成により運営しております。



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モビライザーのArafatです!


私はウガンダから来日して、日本の高等専門学校で建築学士を取得し、現在建築の現場監督として働いています。趣味は料理を作ることで、特にウガンダ料理が好きです。国際関係に関しては、ウガンダ大使館で立ち上げられた団体Uganda Diaspora Japan(UDJ)のメンバーとして、モビライザーと人事 のディレクターとしての活動をしています。その影響で、ウガンダ大使館と交流する機会が増え、大使館のさまざまなイベントや活動により、ネットワークを広げることができました。


 Global Bridge NetworkGBN)のメンバーになるきっかけは、私がボランティア活動をすることに対する情熱があったことと、周りの人々を笑顔にするのが好きなこと、国際関係を知り、受け入れ、新しい人々と交流することなどです。私の情熱は、GBNの目的の1つに沿ったものであり、メンバーになることへの関心を高めました。これは本当に光栄なことだと思います。

GBN代表の大西麻衣子さんの主導の下で、GBNは孤児、学生、住民の方々の支援やソーシャルビジネス、国際的なコミュニケーションなどを通じて、異文化理解と相互協力を人々に提供することで様々な成果を上げています。



GBNが開発している教育、環境、医療/健康、衛生、収入改善などの支援活動は、特に子供たちと地域住民の生活環境の改善に焦点を当てています。これは子どもたちが国の未来であり基盤であるからだと思います。国の将来は、子どもがどのような教育を受け、成長する環境に応じて変化する可能性が最も高いからです。

私はアフリカ人として、このような機会がどれほど貴重であるのか、その価値はわかります。それは国の発展にとって重要であり、社会の幸福、経済成長と安全、男女平等と平和の基盤を築くのに役立ちます。

私が一緒に活動しているUDJの組織も、特に発展途上国の農村部での健康と衛生の促進と貧困との闘いを通じて普遍的な価値を達成することを支持し、取り組んでいます。 そのような経験から、GBNのような団体の努力は、ウガンダ人、アフリカ大陸、そして世界全体に大きな利益をもたらすと確信しています。

私の経験に基づいて、人々が生活を改善し、さまざまな活動を行うことを通じて、モビライザーとして 日本とアフリカ諸国のGBNのプロジェクトに貢献したいと思います。





今後ともGBNへの継続的なサポートに、宜しくお願いいたします!

セキット・アラファト




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2019年12月22日日曜日

SORAKのHadijahがアジア学院にて農村指導者研修を修了☆

私たちのウガンダ現地のパートナー団体SORAKのマネージャー・ハディジャが
アジア学院にて半年間、農業指導員育成トレーニングを修了しました!

とてもたくさんのことを学び本当によく頑張りました◎

このような機会を下さったアジア学院にも感謝いたします。

彼女が日本で学んだことを現地で活かせるよう、次はオーガニック農法を広げる環境保全プロジェクトを計画しています。

助成金が取れますように!!











来年は彼女が日本でどんなことを学んだかをアップしていきます☆

お楽しみにー☆





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🙏

2019年12月8日日曜日

—ウガンダのNGOを訪問— 清原 忠之さんより



201910月、ウガンダの現地NGOSORAK development agencyを訪れ、その活動を見学してきました。こちらは、その時の出来事や感想を記したものです。


元々、僕はバックパッカー的な旅を時々していて、平均すると数年に一度の割合で中長期の旅に出ています。


そういう旅をする時に、一番興味が持って見ているのが、「現地の人々の暮らし」です。

そこからは文化や価値観の違いや、それぞれの社会が抱える問題などを垣間見る事ができて、自分の視野を広げるのにとても役に立つからです。


ウガンダに向かう前、次はぜひアフリカ諸国の貧困や社会問題を自分の目で見て確かめてみたいと思っていたのですが、元々アフリカには全くツテがありませんでした。


そこで、「Global Bridge Network」にお願いして、ウガンダのNGOを2つ紹介をしてもらったうえで、現地にはいつものように一人で向かいました。

●ムベンデの街並み

まず、訪れたのがムベンデという田舎町の周辺で活動している「SORAK」というNGOです。


ムハマドという代表の人と会い、初日の午前中は、事務所とSORAKが建てた学校(幼小と孤児院も兼ねてる)や近所の家々を訪れたりしました。


午後は、近くの小さい村に行って、そこの婦人会(ウガンダの村には、婦人会のような女性たちのための集まりがあるらしい)でSORAKの代表が講義をするのを見学しました。


講義内容は、作物の効率的な栽培方法や、その売り方など生活に役立つ知識についてだそうです。


僕も発言する機会を与えられたので、「普段の生活で一番大変な事は何か?」という質問をしてみました。


多くの人が自分から手を挙げて積極的に発言してくれて、下記のような答えが返ってきました。


・貧困
・職不足
・男尊女卑
・家畜の病気
・干ばつ・不作
・病院までの距離・交通費
・病院が土日休み
・夫がHIVテストを受けない
・警察の汚職
・自分たちの知識・教育の不足


多くの人が思い描くアフリカが抱える問題とだいたい同じでしたが、「自分たちの知識・教育の不足」についても、認識してる人が多いのは、良い傾向だと感じました。


●婦人会の講義にて、自分の意見を発表する参加者

その一方で、衛生面を問題点として挙げる人はいませんでした。


SORAKが行ってる活動の一つに、衛生管理の意識向上があります。

例えば、以前は排泄の後、手洗いをする習慣を持たない人が多かったので、そこから病気が広がることがあったそうです。

そこで、今はSORAKのスタッフたちが小さな村々の各家庭を訪れて、トイレの脇に簡易手洗い装置を作ってまわっています。


木の枝、小さなプラスティックボトル、ヒモがあれば5分で作れて、なかなか便利なものです。


あと、各家庭の庭にはポットン便所があるんですが、使わない時に、穴にフタをしておかないと、穴の中の排泄物にたかっていたハエが飛び出してきて、食べ物にとまることがあります。


そうすると、そこから病気が広がることがあるので、トイレのフタも一緒に作ってあげます。

これも材料はプラスティックの破片と木の枝とクギだけなので、無料同然で作れます。


SORAKが設置した簡易手洗い装置を使用する村人


2日目と3日目は、僕もこの簡易手洗い装置とトイレのフタを作るってまわる活動に、SORAKのスタッフやボランティアたちと一緒に参加しました。


4日目は、ウガンダの独立記念日(10月9日)で祝日だったので、仕事はなくて、SORAKの学校でパーティーがありました。


このパーティーは学芸会と卒業式を兼ねた感じのもので、基本的に子供たちが歌ったり踊ったり、ミュージカルを演じたりして1日を過ごします。


ウガンダの子供たちは屈託がなくて、特に子供好きというわけではない僕でも可愛いと感じます。
一見、イジメなどもなさそうです。
皮肉なことに、多分、イジメは経済発展してる国の方が多いんじゃないでしょうか。


結局、「SORAK」の人たちと一緒に4日間を過ごし、すごくいい経験をしました。


ご飯も何回か無料で食べさせてもらいましたし、毎日、泊まっていた安ホテルまで車で送迎してくれるなど、いろいろ親切にしてもらいました。


SORAKが建てた学校の生徒たち
その数日後、「Global Bridge Network」で紹介してもらったもう一つのNGOも訪れました。

その NGOは「HOPE FOR THE FUTURE」と言い、エンテベという町にあるスラムの人たちを支援しています。


代表の人が、実際にそのスラムまで連れて行ってくれて、いろいろ説明をしてくれたうえ、住人たちの家の中も見ることができました。


こちらの方が、SORAKが支援してる農村の人達よりもさらに貧しそうで、ウガンダの多くの家はレンガでできてるんですが、ここの人達の家は土と木でできてます。

そのうえ、崩れかけてる家も多く、トイレも各家庭にはなくて、集落の共同トイレを使わないといけません。


さらに、学校はあっても子供を学校に通わせるためのお金がなくて、子供達の多くが学校に行くこともできていないそうです。

栄養失調による腹部膨張が見られる子供も多かったです。


貧しさの原因は、シングルマザーが多いこと、仕事がほとんどないこと、田舎の村と違って作物を作る畑すらないことなどによるようです。


HOPE FOR THE FUTUREでは、まだ資金が足りないようで、支援も足りないみたいです。



●スラムの子どもたち



●住民の家の中の様子

ちなみに、ウガンダにはウガンダ人の運営する現地NGOが結構あるようです。

国全体が経済的には貧しいのに、寄付をする余裕があるウガンダ人がそんなにいるのか疑問に思ったのですが、寄付のほとんどは海外のNGOや個人から来ているみたいです。


欧米には寄付をする文化が、日本よりもあるので、多くはそういうところから来てるんじゃないでしょうか。


いろいろな問題がある中でも、特に子供の教育には、支援が必要だと感じます。


子供たちが教育を受けれないと、次の世代も貧しいままになってしまって、負の連鎖から抜け出せなくなってしまいます。

教育への支援は自立への支援となります。


また、子供は生まれてくる国も自分の親を選べないので、自己責任論が強い日本でも、とりわけ教育への支援なら賛同できる人が多いのではないかと思いますが、どうでしょうか?


ウガンダに限らず、世界の諸問題について、日本にいて単にニュースから見聞きするだけでは、実情も詳しくわからなければ、実感もわかず、支援したい気持ちにもなりにくいですが、現地を実際に訪れてみると、実情も見え、実感も湧いてきます。


そこで、まずは多くの人が現地を実際に訪れて、事実を自分の目で確かめてみてほしいと僕は思っています。


●スラムにほど近いビクトリア湖畔

ウガンダの人々は、穏やかでフレンドリーな人が多いので、滞在しやすいし、治安も日本で思われているほど悪くはありません。


遠い国なので航空券は安くはないですが、現地の物価は安いので、滞在費はそれ程かかりませんでした。
水洗トイレ・水シャワー付きの個室で、一泊900円くらいの安宿に、僕は泊まっていました。
また、サファリツアーなどの観光スポットも多少あります。


結局、ウガンダには全部で2週間ほど滞在して、NGOを訪れた時以外は一人で国内を観光してまわったのですが、単なる旅行先としても楽しいところでした。


ぜひ多くの人に一度ウガンダに行ってみてほしいと願っています。



以上





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2019年12月1日日曜日

【女の子の教育環境改善】ビクトリア湖の近くのスラム地域で生理用布ナプキン作成のトレーニング

「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業 」@ウガンダは3期年目のプロジェクトを実施しています。

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