皆さま、こんにちは!Global Bridge Network(GBN)です。
「ウガンダのムベンデ県にてレモングラスの栽培拡大と環境教育による環境保全事業」について、今年度(2018) ‘初’の活動報告です。
環境保全としてのレモングラス栽培の重要性について説明するSORAK代表 |
本事業も無事に2年目に突入し、活動は順調に進んでいるものの、多くの場所で害虫の影響で栽培したレモングラスが枯れてしまうという被害があったとの報告がありました。
そうはいっても、プロジェクト自体は順調に進んでいます!
さて、今回は2018年5月に実施した「女性/青少年へのレモングラス栽培と環境保全トレーニング」について報告します。
行政区2か所で2回ずつ実施し、それぞれ男性43名・女性118名の計161名が参加しました。圧倒的に女性が多いです。
<トレーニングの内容>
- レモングラス栽培は女性と青少年層の関わりが必要不可欠であること。
- 環境保全関連の法律(規制)の強化の必要性。
- 参加者が環境保全における自分たちの役割を自覚する必要性。
- レモングラス栽培の重要性。
熱心に耳を傾ける参加者 |
今回のトレーニングでは下記の成果が上がりました。
- 参加者にレモングラス栽培だけでなく、植林などの環境保護活動に取り組むように促した。
- 行政区の指導者達に対し、環境悪化に繋がる行為を監視する役割を担わせた。
- 参加者全員が、湿地帯への侵入や森林伐採など、環境に関する法を犯した者への厳しい処罰を下すことに同意した。
今回のトレーニングでは、それぞれの地域で引き起こされた環境破壊の問題について話し合い、環境に関する法規制について、参加者が再確認する機会になりました!