2019年1月13日日曜日

【女の子の教育環境改善】生徒から生徒へ行う性教育

株式会社ラッシュジャパン様のからの助成による、「生理で学校に行けなくなる女子学生の教育環境改善事業(ウガンダ共和国)」の2期目の報告の続きです!

性教育について他の生徒たちに説明している様子

今回のご報告は、201811月に実施した月経衛生クラブによる「性教育トレーニング」活動のご報告です。

クラブ活動の目的は、各学校(対象校3校)の生徒で構成される‘月経衛生クラブ’のメンバーが主導して月経時の衛生管理・ジェンダー啓発・性教育について他の生徒へ啓発していく事です。前回はクラブのメンバー(生徒)から他の生徒へ「月経時の衛生管理」を実施しました。今回は「性教育」セッション、男女の肉体的な性差から、女子生徒が性的な搾取、並びにセクシャルハラスメントから身を守る能力を身に着ける方法などについて、月経衛生管理クラブの生徒から生徒へセッションを実施しました。

月経の衛生管理クラブによる性教育セッション

性教育実施の様子

生徒たちが質問に答えている様子

セッションに参加する生徒たち


議題は以下です。
·       性と生殖に関する健康への理解
·       思春期への理解
·       若年での性交とそれに伴う危険
·       シュガーダディ(若い女の子を経済的に援助してあげるかわりに様々なタイプの見返りを求める男性)の誘惑の言葉の例
·       性的な暴力
·       性的虐待、セクシャルハラスメントの報告先
·       教育の重要性

活動の成果
Ø  生徒たちは、思春期の男女の体に起こる変化ついて学んだ。
Ø  生徒たちは、若年期の性交渉に伴う危険について説明ができるようになった。
Ø  生徒たちは、セクシャルハラスメントの事例(性暴力など)について理解し、被害にあった場合は、担当の政府機関等にレポートするよう説明を受けた。
Ø  性的嫌がらせ、暴力を受けた場合に、どこ・誰に報告するかということを理解した。
Ø  生徒たちは、学校での教育の重要性について理解し、今後は退学者が減少することが期待できる。



活動のレポートはこちら⇩をご覧ください。

  *このプログラムは、株式会社ラッシュジャパン様からの助成により運営しております。



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